ひとりあそび


私がこの世に生きた証し
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「オリエント急行殺人事件」

昨日、大型スーパー内の書店に本を買いに行き、本を買わずに同じスーパー内の映画館で映画を観てしまった。
オリエント急行殺人事件である。
ぜひ観たい、というほどでもなかったが、なぜか吸い込まれて行ったのだった。

なにしろ、原作こそ読んでないが、旧作映画がテレビで放送される度に観ているので、ストーリーは熟知している。
なので、昨年末上映が始まった時点では、あまり興味がなかったのである。
ゆえに、この映画についての予備知識は全く無いのだった。

c0026824_10063054.jpg

いやあ、お見逸れしました。
久しぶりに映画らしい映画とでもいうか、正統派映画とでもいうか、面白かったです。
オリエント急行列車の豪華なセット、俳優たちの緊迫した演技に魅せられました。

旧作ではポアロの印象がもっと薄いのだが、この映画では主役は何といってもポアロ。
とくに、事件解決後のポアロの態度には、ポアロを演じた監督の思いが込められていた気がする。
ミステリーとはいえ、人間ドラマとしても見応えのあるオリエント急行殺人事件、アガサ・クリスティーの傑作には違いない。

ところで、予備知識が全くなかったおかげで?思わぬ幸運に巡り合ったのである。
ジョニー・デップが出て来た時にまず驚き、その後意外な出演者に我が目を疑った。
ナント!かの世界一優雅な野獣であるダンサー、セルゲイ・ポルーニン様がご出演あそばされているではないか!?

もちろん、ダンサーとしてではなく俳優として。
けれど、このあまりの偶然に、サプライズに、興奮せずにはいられないのだった。
偶々本を買わずに映画を観た、それがオリエント急行殺人事件だったことに、感謝します。

こいつぁ春から縁起が良いわいなぁ~


by fu-minblog | 2018-01-06 11:00 | 映画 | Comments(0)

2017・シネマ館

このシリーズを始めて十数年、今年は最低の11本しか映画館に映画を観に行かなかった。
映画館に足を運ぶのが大儀になったのか?それとも、見たい映画が減ったのか?
言い換えれば、肉体的に老いたのか?それとも、精神的に老いたのか?
どっちにしても、由々しきモンダイではある。

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以前は良くエラソーにベストワンなんぞを選んでたけど、今年はあまりにジャンルもバラバラで、決定打がないみたい。
ただ、一番印象に残ったのはドキュメンタリー、ダンサー・セルゲイ・ポルーニンかも。

最近お家 de 映画をしなくなったので、山ほどあるDVDを観るのもいいかもしれない。
好きな映画はだいたいDVDで持っているのである。
キム・ギドクコレクションを始め、買ったのやら録画したのやら・・・

読書が今や再読時代?に入っているのと同じよーに。



by fu-minblog | 2017-12-20 16:06 | 映画 | Comments(0)

「静かなる情熱」

映画「静かなる情熱」を初日の昨日シネマクレールへ観に行った。
このエミリ・ディキンスンの伝記的映画を、私はけっして見逃してはならないのだった。

とはいえ、この映画のことをつい最近まで全く知らなかったのも事実。
まさか、エミリ・ディキンスンの半生が映画になっていようとは!

c0026824_10395716.jpg

さして文学少女ではなかった私が、まだ小学生の頃、初めて感動した一遍の詩がエミリ・ディキンスンだった。
それ以来半世紀以上、けっして熱心な読者とは言えないが、彼女の詩は私の中で生き続けたのだった。
そんなエミリ・ディキンスンの映画を観ないわけにはゆきませぬ。

今年初めての文芸作品と言える映画だったのだが、ちょっと期待が大きすぎたみたい?
いえ、私が勝手に想像し、作り上げていたエミリ・ディキンスンのイメージとかなりギャップがあったのである。
ま、それは当然のことであるし、映画は映画として評価するべきだとは思うのだが。。。

家に帰って本棚を探すと3冊ほど彼女の詩集が見つかった。
中でも一番古い1966年出版の「女流詩人」というディキンスンはじめ何人かのアメリカ女流詩人の詩が掲載された本、著者諏訪優、装丁・挿絵横尾忠則という乙女チックな本を見つけた時は懐かしくて涙が出そうになった。

そして、しばらく遠ざかっていたエミリ・ディキンスンの詩をじっくり読みたくなった。
そういう意味では、映画を観てよかったな、と思う。

ちなみに、私が初めて出会ったエミリ・ディキンスンの詩というのは、このブログに何度もUPはしているが次の短い詩である。

草原をつくるには
クローバーと蜜蜂がいる
クローバーと蜜蜂と
そうして 夢が
蜜蜂が足りなかったら
夢だけでもいい




by fu-minblog | 2017-11-05 11:33 | 映画 | Comments(0)

「ダンサー、セルゲイ・ポルーニン」世界一優雅な野獣

私にとって、クラシックバレエのダンサーといえば多くは女性である。
しかも、一番スタイルと姿勢のいい美しい女性はバレエダンサーだと、子供の頃から信じている。
なにしろ、空中を飛んだり、白鳥になったりと、人間を超えた存在なのだから。

けれどなぜか、天才の名を欲しいままにし、クラシックバレエを超えたスターとして燦然と輝くのは男性なのである。
私にとっては、ルドルフ・ヌレエフがまさしくそれだったのだが、この映画の主人公セルゲイ・ポルーニンはヌレエフの再来と謳われている。

・・・というわけで、昨日世界一優雅な野獣を鑑賞しに行ったのでした。


c0026824_11114989.jpg

映画はドキュメンタリーで、もちろんセルゲイ・ポルーニンの素晴らしいダンスも見られるのだが、子どもの頃の姿や、家族との関係が詳しく描かれている。
19歳で英国ロイヤルバレエ団の史上最年少男性プリンシパルとなりながら、その2年後に電撃退団してしまうその理由も、映画では明かされる。

何といっても、1989年生まれのポルーニンは当時まだ若干22歳、プリンシパルの重圧に、天才としての苦悩と孤独に押しつぶされても当然、かもしれない。
そして、持ち前の反逆精神が伝統の窮屈さに耐えきれず、退団という決断に至ったのかもしれない。
その反逆精神こそ、ヌレエフにも通じ、野獣と呼ばれるゆえんなのではないか。

いったんは踊ることさえ辞めようとしたポルーニンだったが、やがてもっと自由に、心の趣くままに、アーティストとして活動する決意をする。
これからは舞台だけでなく、映画でも見られる機会が増えるようで、うれしい限りである。
でも、一度は舞台で、セルゲイ・ポルーニンを見て死にたいもんでございます。


by fu-minblog | 2017-10-15 12:07 | 映画 | Comments(2)

「パイレーツ オブ カリビアン 最後の海賊」

今朝、ジャンジャンぶりの雨の中、MOVIX倉敷へ「パイレーツ オブ カリビアン 最後の海賊」を見に行った。
少なくとも月1本は映画を見に行きたいのに、今年は今日でやっと6本目という少なさ。
行く気は満々なんだけどあまり見たい映画がなかったのと、風邪をこじらせたのが原因?

c0026824_16555409.jpg


でも、今日悪天候にもメゲズ、思い切って行ってほんま良かった!
まず、映画が予想以上に?面白かった。
実は、「ワールド・エンド」が私的にイマイチだったので、一抹の不安があったのである。
でも、今日は理屈抜きに面白く、映画館で映画を見る醍醐味を思いっきり味わった。
字幕版に遅れて吹替版を見たのだが、こーゆー映画はかえって物語に集中できる気がする。

そして、何とか咳も大丈夫だったので、これでどうやら風邪も収束するかも・・・
・・・ってことは、これで安心して映画館に行けるってこと!?
岡山シネマ・クレールにもすっかりご無沙汰している。
今までの分を取り返すべく、せいぜい映画館に通いたい、と願う今日この頃です。



by fu-minblog | 2017-07-05 18:07 | 映画 | Comments(0)

「美女と野獣」

ナント!ほぼ三ヶ月ぶりに映画を観に行った。
ここ数年、こんなに間が空いたことはなかった、と思う。
それほど観たい映画がなかったのと、風邪を引き咳が長引いたからである。

今日やっと、連休を避けて観に行こうと思っていた「美女と野獣」を、急に思いついて観て来た。
ま、ストーリーは知ってはいるし、大人の女性に成長したエマ・ワトソンちゃんでも観てみんとて。
ミュージカルなのでオリジナルの歌が聴きたかったので、いちおう字幕版で観た。

c0026824_17005243.jpg

前半は正直ちょっと退屈だったのだが、物語が進んでいくにつれてだんだん面白くなっていった。
とくに、野獣が現れてからはいつの間にか物語の中へ引きこまれている自分がいた。
そしてラストへ向かって迫力が増し、血沸き肉躍る展開に思わず手に汗握るってかんじ。
不覚にも?涙までこぼれる始末。

御存知のように、魔法使いによって野獣に姿を変えられていたのがもとの王子の姿に戻ってメデタシメデタシなのだが、私的にはなぜか野獣のままでいて欲しかったのである。
知的で心優しい愛すべき野獣のままで?

なので、私は勝手にストーリーを書き換えることにしようと思う。
ベルがちょっと変った女の子なので、たとえ姿は野獣でもきっと愛することができるハズ。
なぜなら、本当に大切なものは目には見えないのだから。

因みに、私にとっての「美女と野獣」は、往年のフランス名画、監督ジャン・コクトー、主演ジャン・マレーである。
まさかリアルタイムではないが、若かりし頃観た覚えがあるのである。
もし機会があれば観てみたいものだと思う。


by fu-minblog | 2017-05-19 17:40 | 映画 | Comments(0)

「LA LA LAND」

今日は、なぜか本日金曜日が初日の、映画「ラ・ラ・ランド」を観に行った。
極上のミュージカル・エンターテイメントということで、アカデミー賞にも多部門にノミネートされているらしい。
それはともかく、私的には久しぶりのミュージカル映画なのでうれしい。

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ミュージカルと言えば、子供の頃よく母に連れてもらった。
なぜか母は洋画で、しかも、ミュージカルやバレエ映画が多かった。
因みに、父はなぜか邦画で、しかも、チャンバラ映画が多く、弟も一緒だった。

高校生になると、私は学校の授業をサボってよく映画を観に行った。
しかも一人で、好きな映画は何回でも観に行くのだった。
大人になってからは、映画館で映画を観る回数は減ったのだが、ここ十数年はわりとコンスタントに映画館に足を運んでいる。
やっぱり、映画は映画館で観るものだ、と思っているフシがある。

さて、「ラ・ラ・ランド」だが、懐かしい往年のハリウッド映画を彷彿とさせられた。
つまり、映画に何を求めるかと言えば、現実では不可能な夢。
その点、ミュージカルというのは、音楽と踊りで忽ち夢の世界に連れて行ってくれるのだ。
ただ、ストーリーとしてはけっこうシビアで、主人公たちの現実は決して甘くはなく、結末もほろ苦いものだった。

ラ・ラ・ランドとは、ロサンゼルス、主にハリウッド地域の愛称。また陶酔しハイになる状態。あるいは、夢の国。
あなたも夢の国へ行ってみませんか?
by fu-minblog | 2017-02-24 21:20 | 映画 | Comments(0)

「92歳のパリジェンヌ」

昨日、今年初めての映画「92歳のパリジェンヌ」をシネマクレールへ見に行った。
この映画は、実は昨年末に行きそびれ諦めていたのだが、年が明けても上映されていたのである。

c0026824_9495697.jpg


主人公は92歳のパリジェンヌ、しかも、92歳の誕生日に家族の前で、2か月後に自分の意志で死を迎えることを宣言する。
彼女は何か重い病気に罹っているわけではなく、ただ、老化のため一つづつ自分の出来ることが減っていく現実に絶望するのである。
そして、まだ気力と体力があるうちに、自らの死を迎えようとする・・・

もちろん、家族は驚き激しく動揺する。
とくに、彼女の子供たち、兄と妹の苦悩の日々が始まるのである。
しかし、母の生き方を理解する娘は、やがて母の死に方をも理解し始めてゆく。
仕事、恋、社会運動に自由に生きて来た母、その母が望む死のかたちを。

映画を見るまで知らなかったのだが、これはフランスであった実話をもとにしている。
その実話をもとに書かれた「最期の教え」という小説の映画化なのだが、監督によって架空の家族の物語となっている。
実際は、身体的にはもっと不自由だったようだが、尊厳死とはいえ自死に限りなく近い。

私たちは必ず死ぬ。
けれど、私たちは死に方を選ぶことはできない。
私たちはただ、生き方を選ぶことはできるのだ。
by fu-minblog | 2017-01-12 10:33 | 映画 | Comments(0)

2016・シネマ館

ほとんど閉店状態のブログですが、今年も年末恒例のシネマ館をほんの気まぐれに。。。
いつもながらジャンルはバラバラ、その時観たい映画を気の向くままに観ています。
そんな映画が今年は17本、ほんとはもっと映画館に行きたいのに~

c0026824_971563.jpg


このブログに記事を書かいていない「淵に立つ」「ワンピース」、そして「君の名は」。
やっぱりすぐに書かないと、書く気は失せるものですね~
そんなわけで、不完全ではありますが自分の記憶と記録のために・・・

何が起こるか分からないのが人生、それでも、生きていかなきゃならないのも人生。
そんな時、自分の人生や生活、自分に本当に必要なモノやヒトを見直すのかもしれない。
人生は出会いと別れ、そして、コンニチワとサヨナラ。
by fu-minblog | 2016-12-25 10:47 | 映画 | Comments(0)

「ジャングル・ブック」

今日は蟄居明けに?避暑を兼ねて映画「ジャングル・ブック」を観に行った。
「ジャングル・ブック」と言えば、その昔何で見たのか憶えがないが、なぜか懐かしい。
原作を読んだ憶えはないし、漫画かアニメなどで見たのかもしれない。

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この映画の一番凄いところは、何といっても最先端の映像技術である。
主人公の少年モーグリ以外出演者?はすべて動物、しかも、どこまでが実写なのかが素人には不明。
以前ならアニメでしか表現できなかったことが今や実写なのだが、もちろん、たんなる実写ではなく、リアルで迫力満点。
かって観た「ライラの冒険」や「ライフ オブ パイ」を思い出す。

一人ジャングルに取り残された少年モーグリが狼の子として育てられ成長する。
黒ヒョウのバギーラやジャングルの動物たちはモーグリを仲間として認めていた。
しかし、トラのシア・カーンだけは人間への復讐心に燃え、モーグリを認めようとしない。
バギーラなどはモーグリを人間世界へ戻そうとするのだが・・・

動物がすべて擬人化され言葉を喋るのはよいとしても、少年をまるでジャングルの英雄のように描いているところが少々気にかかるが、ま、硬いことは言うまい。
鬱蒼としたジャングルやそこに生きる動物たちの姿を見られただけで、猛暑も吹っ飛ぶ、というもんである。
by fu-minblog | 2016-08-16 17:26 | 映画 | Comments(0)


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