過ぎたことでナンですが、昨日は京都の時代祭でした。
そして、その時代祭の夜に執り行われる鞍馬の火祭こそ、私がぜひぜひ行きたいお祭でした。

今年は偶然、5月の葵祭、7月の祇園祭と祭づき、お祭オンナに変身していたワケですが、どーせのことなら鞍馬の火祭まで見てやろうと、秘かに考えておりました。
なぜなら、毎月母を見舞って京都へ行くのだし、10月は時代祭&鞍馬の火祭の22日に行くことにすれば、一挙に私のお祭見学は片が付くってもんでした。
ところが、、、、、母が急に7月に他界してしまい、状況が一変。
それでも、実は諦めてはいなかったのですが、つい直前に母の百ヶ日法要(納骨)に京都へ行くことになり、またすぐお祭に行くのはサスガに~、ムリでした。
かといって、そのまま居続けるには長すぎました。
なぜ、そんなに鞍馬の火祭が見たかったかといいますと、おそらく、私が今まで見た祭の中では、一番豪壮で華麗で神秘的な祭で、まさにこれこそ日常ではないハレの空間と時間を存分に味わうことができるからです。
私はこの祭をただ一度、はるか40年くらい昔に見たきりなので、死ぬまでにも一度、鞍馬の火祭を見て死にたい、と思っている次第です。
も一つ言えば、私の実家は鞍馬からそー遠くないところに位置し、鞍馬へ行く鞍馬街道の道筋にあるワケで、行くには非常に便利な場所なのです。
かといって、去年まではお祭どころではなくすっかり忘れていて、今思うとモッタイナイことしました。
そんなワケで、今年の鞍馬の火祭行きはあえなく、夢と消えてしまったのでございます。
※ 写真は「KYOTO SHIMBUN 鞍馬の火祭」よりお借りしました