本日、引きこもり解消のため、久々に映画を観に行きました。
ナント!映画館で映画を観るのは5月末の「デイジー」以来4ヶ月ぶり、という近年にはない不祥事?
実は映画館の前まで何度か足を運んではいるのですが、韓国映画の上映はモチロン、観たい映画も無かったモノで・・・・・
それがただ今、韓国映画が同時に3本、「僕の、世界の中心は、君だ。」「青春漫画」「グエムル」が上映されている有様。
「僕の・・・・・」は、実は原作「世界の中心で愛をさけぶ」を早々と買って読み、思いっきりガッカリし、映画は日本版も韓国版もパス。
「青春漫画」は、クォン・サンウ씨のあの顔にあのヘアースタイルは、どーしても拒否反応が強く、腰が引けてしまうのです。
そんなこんな、残る「グエムル」を、コワゴワ観たって次第。。。。。
ところで、専門家の訳にイチャモンつけてナンですが、原題は「괴물」なので「クェムル」の方がよろしいのでは?
ま、それはさておき、怪物(怪獣)映画はあまり得意な分野ではないのですが、この映画の場合、怪物映画というよりは、怪物も出るどちらかといえばコメディタッチの、社会派家族愛映画とでもいうのでしょーか。
なにしろ、家族愛は怪物にも勝るってところが、韓国映画ならではで、怪物にさらわれた女の子の父、祖父、叔父、叔母のたった4人が、果敢にも怪物と戦う姿が時にはコミカルに描かれるのですが、自分を護るのは自分と家族だけってところも、あるいは韓国的なのかも???
一口でいえば、怪物や猛獣よりも恐ろしいのは、さらにいえば細菌やウィールスよりもっともっと恐ろしいのは人間であった、ということではないでしょーか?(人間こそがモンスターなのかも・・・)
そしてそれは、私にとっては今さらながらの、至極当たり前な結論ではあります。
平気で公害を垂れ流す人間、怪獣よりもウィールス汚染を怖れ被害者をも細菌扱いする人間、
賞金に目が眩む人間等など・・・
それに比べたら、漢江の怪物なんてゼーンゼン怖くない!?
怪物映画とか特撮映画は、たぶん日本の方がススンでると思いますが・・・
あの家族愛だけはアメリカも日本も、キット負けるでしょう。
この映画で何といってもカッコよかったのは二人の女性、ペ・ドゥナ씨演じる叔母ナムジュとコ・アソンちゃん演じるさらわれた女の子ヒョンソ。
さいごに教訓を一つ、
身を護るにはピストルよりもアーチェリー!!!(ナゼかは観てのオタノシミ・・・)