「デイジー」観に行きました。
今年に入って映画館で映画を観るたび何度予告編をみたことか・・・
でも、本編はやっぱり観てみないと分かりません。
DVDを買うか、OSTを買うか、それとも両方買うか目下思案中。。。
韓国ロマンチックラブストーリーと香港ノワールが合体すると、こんなサスペンスラブストーリーになるんですね!
おまけに舞台は絵のようなオランダ田園風景と、古い建築物のアムステルダム。
この国際的というか無国籍なところが、この映画をより非現実的にファンタスチックにしています。
チョン・ウソン씨、チョン・ジヒョン씨、イ・ソンジェ씨という実力名声を兼ね備えた俳優たちによる大人の演技が、大人のファンタジーラブストーリーを作り上げました。
一人の男は遅すぎる出会いによって運命を狂わせ
一人の女は偶然を必然とカン違いすることによって運命を狂わせ
またもう一人の男は女のカン違いによって運命を狂わせてしまう。
そんな三人の男女の織りなす悲しくもピュアなラブストーリー。
中盤、突然の銃撃戦まではそれぞれのモノローグによって話が進められ、後半やっと主人公三人がダイアローグの同時進行という形です。
三人が三様に愛に悩み傷ついている様子を観るのは、はがゆくもあり切なくもあります。
ラストに発せられる、どんな未来も変えることが出来るというメッセジーを信じたいのですが・・・
チョン・ウソン씨、チョン・ジヒョン씨・イ・ソンジュ씨は三人とも演技力はモチロン、ヨーロッパに出ても引けをとらない身長はうらやましい限りです。
脚本家としてのクァク・ジェヨン씨、ロマンチストとしての面目躍如というところでしょうか。
アンドリュー・ラウ監督ということで銃撃シーンはかなりの迫力、思わずドッキリものです。
こんなロマンチストで純情でやさしくてひたむきで、クラシック音楽を愛し印象派の絵を理解し、おまけにカッコよくてステキな殺し屋がいたら、どうかぜひご一報ください。
全財産を投げ打ってでも(到底足りないけど)ひと仕事ご依頼したいです。
だれが対象かって? それは ヒ・ミ・ツ。。。