早いもので今日から10月、今年もあと3ヶ月となってしまった。
いつもなら気候の変化で季節の移り変わりを感じるのだが、今年はそれより別の事で思い知ることに。
今日から消費税が上がる事で今年の秋が始まったのである。
それはさておき、昨日はシネマ歌舞伎「幽玄」を観に行った。
これでひとまず坂東玉三郎の今年上映のシネマ歌舞伎を全部観ることになった。
すなわち「鷺娘」「天守物語」「日本橋」そして今回の「幽玄」の4本である。
「幽玄」は太鼓芸能集団「鼓童」との共演で、能と歌舞伎という日本の伝統芸能を融合した作品である。
鼓童の力強い太鼓の響きと、玉三郎の「羽衣」「道成寺」「石橋」の幽玄な舞。
新しいことに挑戦し続ける玉三郎の表現者としての集大成と言えるのかも。
実はムビチケカードを買っているので、あと1本シネマ歌舞伎を見ることができる。
今月上映のスーパー歌舞伎「ヤマトタケル」を観て、今年の月イチ歌舞伎はとりあえず終わる予定です。