今朝急に思いつき(いつものパターン)ヒイゴ池湿地へサギソウを見に行くことに決めた。
実は昨日、何となくテレビのニュースからヒイゴ池とサギソウ、という言葉が漏れ聞こえたのだった。
それが気にかかり今朝ネットで調べ、ヒイゴ池のある総社市に電話をしてみた結果である。
ただ、これもいつものパターンなのだが、その日に決めるのでどーしても出足が遅い。
今日も、家を出たのは10時半という遅さだった。
唯一の救いは、何年か前とはいえ、今までに行ったことがある場所であることだった。
我家から一時間もかからず到着、周りの景色もよく覚えていた。
車が一台だけの駐車場に車を止め、カメラを用意して歩き始めたのは一番暑い盛りの時間帯だった。
でも、池に渡された木橋に一歩足を踏み入れて思わず感嘆の声を上げたのだった。
ナント!目の前にある小さな白い点々は、まぎれもなくサギソウだった。
しかも、手で触れられるくらいの近さにも咲いているではないか!
全く自然のままの姿で、こんなに群生しているサギソウを見るのは初めてである。
実は他にも花はいろいろ咲いてはいたし、写真もとりには撮ったが、今日は何と言ってもサギソウ。
ヒイゴ池のサギソウは初めて見たので毎年なのかどうかは知らねども、今夏の酷暑にもかかわらずこんなにいっぱい咲くサギソウに、その可憐な姿に似ず強い生命力に、ただただ驚くばかり。
少々夏バテ気味で、実は今日も外出するか一瞬迷ったが、やっぱり行ってよかった!
夏の終わりに、こんなに美しい花を見ることができたのだから。
今年の夏の思い出が最後にまた一つ増えたのだから。
見た目は可憐だが実は強いサギソウ、見習いたいです。