今年もお盆の季節がやって来た。
我家のお盆の行事と言えば、お寺さんの盆参りだけである。
その盆参りが今朝終わり、何となくお盆が終わった気になっている。
毎年のことなので取り立てて言うほどのことはないが、今年はお盆の花を変えてみた。
いつものカサブランカではなく、真っ赤なケイトウの花にしたのである。
偶々近所の野菜直売所で、地元の農家の方が出されてるケイトウの花と出逢ってしまったのである。
その濃い真っ赤な色と、あまりに大きく立派な花に心が動いたのだった。
これも何かのご縁、こういう出逢いにめっぽう弱いわたしなのである。
新鮮なのはもちろん、お値段も安く、思わずいっぱい買ってしまったのだった。
ただ、私的にはケイトウの花は馴染みがなく、活けたことはもちろん買ったこともないのだった。とりあえず家に持って帰り、大きなバケツに入れて保管水上げした。翌日花屋で白い小さな花を見つけ、ケイトウと一緒にどうにか活けたというよりは、無理やり挿し込んだのだった。
そんなワケで、お仏壇の脇にある座卓の上に、ある意味豪華絢爛?ある意味暑苦しいお花が置かれている我家の今年のお盆なのである。天国から帰って来る私の大切なヒトの魂たち、どうか家を間違えないで!なんちゃって。。。