私の記憶では4日夜から今朝(7日)の朝まで降り続いた大雨。
こんなに長く、しかも豪雨が降り続いたことは、私の記憶にはない。
災害の少ないと思われていた岡山にも、河川の増水と氾濫による水害、降り続く雨による土砂崩れの被害に見舞われた。
今回の記録的豪雨は、期間が長いうえ広範囲にわたるため被害が拡大した。
しかも、被害が時間を追うごとに拡大していったのである。
そしてそれは、いまなお続いている。
地震も怖いが、川の氾濫や土砂崩れなど水による災害の怖さを、改めて痛感させられる。
田畑を潤す雨も、豪雨となって私たちを襲うこともあるのである。
日頃、私たちに憩いと美しい景観を与えてくれる河川、それが突然恐ろしい災害をもたらす。
我家は山の上にあるのでさいわい実害はなかったが、山を下りると水没した田畑や道路、増水した川に恐怖を覚えた。
そして、つくづく自然の、自然災害の恐ろしさとヒトの非力さを感じたのだった。
私たちは、いつ起こっても不思議ではない災害とともに生きているのだと、あらためて思い知る。
被害にあわれた方々に心からお見舞い申し上げるとともに、一日も早い復興をお祈りいたします。