今日1月17日は私的には水仙忌。
阪神・淡路大震災から23年目になる。
私の人生にとって、一番身近で、当時一番大きな災害だった阪神・淡路大震災。
その後次々と大きな災害が起こるのだが、その恐ろしさを知った初めの災害だったのではないだろうか。
ここ数年、1月17日を水仙忌と呼ぶようになった。
ちょうど、庭の水仙が咲く時期と重なるからである。
けれど今まで、満開の年もあれば、たった一輪の年もあった。
今年は寒さのせいか花が遅く、日当たりの良い場所にだけ咲いているばかり。
何年ぶりかで、まど・みちおさんの詩を
「スイセン」
にわのくらやみから
でんとうの下に かかえてきた
スイセンの はちうえ
においまで
ひかるようだ
かかえてきたことまで
ひかるようだ
ここに ながれているのが
いま わかった
じかんの すいめんに
うつしだされて