ナント!ほぼ三ヶ月ぶりに映画を観に行った。
ここ数年、こんなに間が空いたことはなかった、と思う。
それほど観たい映画がなかったのと、風邪を引き咳が長引いたからである。
今日やっと、連休を避けて観に行こうと思っていた「美女と野獣」を、急に思いついて観て来た。
ま、ストーリーは知ってはいるし、大人の女性に成長したエマ・ワトソンちゃんでも観てみんとて。
ミュージカルなのでオリジナルの歌が聴きたかったので、いちおう字幕版で観た。
前半は正直ちょっと退屈だったのだが、物語が進んでいくにつれてだんだん面白くなっていった。
とくに、野獣が現れてからはいつの間にか物語の中へ引きこまれている自分がいた。
そしてラストへ向かって迫力が増し、血沸き肉躍る展開に思わず手に汗握るってかんじ。
不覚にも?涙までこぼれる始末。
御存知のように、魔法使いによって野獣に姿を変えられていたのがもとの王子の姿に戻ってメデタシメデタシなのだが、私的にはなぜか野獣のままでいて欲しかったのである。
知的で心優しい愛すべき野獣のままで?
なので、私は勝手にストーリーを書き換えることにしようと思う。
ベルがちょっと変った女の子なので、たとえ姿は野獣でもきっと愛することができるハズ。
なぜなら、本当に大切なものは目には見えないのだから。
因みに、私にとっての「美女と野獣」は、往年のフランス名画、監督ジャン・コクトー、主演ジャン・マレーである。
まさかリアルタイムではないが、若かりし頃観た覚えがあるのである。
もし機会があれば観てみたいものだと思う。