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昨年の6月、東京現代美術館へ山口小夜子展を観に行き、その時ドキュメンタリー映画が作られたことを知ったのだった。
あれから9ヶ月、やっとその映画が岡山シネマ・クレールで上映が始まった。 この映画は昨年の展覧会を契機に作られ、彼女と交流のあった人々のインタビュー、彼女の残した膨大な遺品、洋服やコレクションの数々から、山口小夜子の謎と魅力に迫っていく。 私のような山口小夜子ファンにとっては、観ないでは済まされない、実に貴重な映画だった。 まっすぐな黒髪と切れ長の目、日本人形のような美しさで世界のトップモデルとなった山口小夜子。 彼女は作品を作ったのではなく、彼女自身、彼女の存在自体がアート作品だったような気がする。 山口小夜子は自分の肉体を使って表現した、表現者なのである。 それはファッションモデルであった時代も、後年、舞踊や演劇で舞台に立った時代も変わらない。 山口小夜子はモデルとして一世を風靡したが、ただ美しいだけの人ではなく、自分の個性を最大限生かす術を知っていた、自己演出の天才であった。 彼女以前に山口小夜子はなく、今後も決してないだろう。 私は実際会ったことはないが、彼女と同時代を生きられたこと、また、同じ日本人であることを誇りに思う。 ただ一つ、57歳という若さで美しいまま急逝するなんて、小夜子さんずるいじゃないの、と言いたい。 60代、70代の小夜子さんをぜひ見てみたかったのに~ この映画が山口小夜子という存在を、人々の記憶に止めるよすがとなるよう希ってやまない。
by fu-minblog
| 2016-03-12 21:50
| 映画
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Comments(6)
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yumi_dearth
at 2016-04-13 04:23
私もこの山口小夜子さんのポスターを眺めながら、朝晩の出勤をした世代です。本当に彼女は美しい人ですね。そうですか、57歳で夭折......。残念ですが、伝説として残る彼女らしい逝き方だったのかもしれませんね。
ネコミントから時々のぞきにきていますJelly Beanでした。
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fu-minblog at 2016-04-13 10:30
>yumi_dearthさん
Jelly Beanさんお久しぶりです! 山口小夜子さんを知る世代の方に出会えてうれしいです。 欧米モデルの中では小柄だった彼女が世界のトップモデルになれたのは、ただ美しいだけの人ではなかったからだと思います。 私の中でこれからも、きっと伝説として生き続けることでしょう。
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shinshu
at 2020-07-09 22:57
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十代ですが小夜子さんに影響され,
ネットで情報を漁っていたら ここに辿り着きました^^ 偶然彼女に出会えて, 私を新しい世界へ引き込みました。 こんな美しさもあるんだ!と 世間の審美に飽き気味の私に衝撃を与えました 全く世代は違いますが,とても楽しいタイムスリップをした気分です。
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fu-minblog at 2020-07-10 10:05
>shinshuさん
コメントありがとうございます。 私の孫の世代の方に小夜子さんのことを知っていただけて ほんとにうれしいです! それにしても、こんな古い記事を見つけてもらって ネットの力ってスゴイんですね!
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shinshu
at 2020-07-12 03:38
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返信ありがとうございます
私は半年前小夜子さんに出会って, ほぼ毎日ネットで彼女に関する情報を探してました 70、80年代の雑誌も何十冊集めていました 最初はヴィジュアルに惹かれていたが, 段々この人の世界そのものに魅かれて 私の世界を大きく影響しました。 特に宣伝された訳でもなく,偶然の出会いでした まさに運命の出会いですね(笑) その後私は彼女の足跡を通して 色んな芸術家、クリエイターを知り, 今までのない刺激を得ました こうして私が此処であなたに出会えたのも きっと小夜子さんの導きだと私は思います^^
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fu-minblog at 2020-07-12 16:54
>shinshuさん
こちらこそありがとう。 あなたのおかげで山口小夜子さんのことを懐かしく思い出しました。 「山口小夜子 未来を着る人」を見直したりしています。 この本は、5年前東京であった展覧会で手に入れました。 もうお持ちかもしれませんが、今でも手に入るようです。 人生は不思議な出会いの連続です。 私が出会った以上に、あなたが小夜子さんに出会ったのは奇跡かも。 どうぞこれからの人生を、精一杯生きていってください。
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