今日は友人たちと、パナソニック汐留ミュージアム所蔵のジョルジュ・ルオー展に行った。
しかも、東京ではなく、ここ岡山高梁市成羽美術館で観られるという。
倉敷から車で1時間半ばかりかかるのだが、運転もお任せで、何の心配もなく到着。
たしか4年ぶりくらいの成羽美術館は、以前のままに山と水の美しい姿で迎えてくれた。
平日だったからか、人も少くまるで貸し切り状態、こんなにゆっくり鑑賞できるなんて、しかも近場で!
東京だったらとてもこんなことはないよねと、めったにない幸運を喜び合ったのだった。
太い輪郭線と鮮やかな色彩で、キリストや宗教的な題材を、また道化師や市井の人々を描いたルオーの絵はよく知られる。
この展覧会では、あまり知られない版画連作が多数観られて興味深かった。
東京だけでなく、地方の美術館もぜひ良い企画で、ますます発展してほしいと願う今日この頃である。