日本ドラマの中韓リメイクドラマ「第101次求婚」が終わりました。
私の方が中だるみしてしまい、テンポが遅いなどと申しましたが、その遅いテンポになぜかほっとするのはなぜなんでしょう?ちょっと盛り上がりに欠けたかなとは思いますが、リメイクのハンディも考慮すると、私は合格点をあげたいと思います。
さいしょ、チェ・ジウが浅野温子に比べ、だいぶおとなしめで、迫力に欠けるとゆーか、物足りない気がしました。でも、それぞれの個性があるわけなので、チェ・ジウの「第101次求婚」でよいのではと、思います。とにかく、チェ・ジウがうつくしい!なにを隠そう私はチェ・ジウの隠れファンなのです。といっても条件つきでして、「冬のソナタ」以後のチェ・ジウのファンです。「冬のソナタ」で観ていたのはペさんでもパクさんでもなく、チェ・ジウだった私ってオジサン?!?
ついでに言えばも一人、中国のチャン・ツィイーという女優が好きで、今まさにアジアンヴューティーの時代です。相手役の孫興も、武田鉄矢ほどのアクの強さはありませんが、チェ・ジウとのバランスでいえばよかったのではないでしょうか。
ストーリーはあまりにも有名?なので申しませんが、99回の見合いでことごとく相手に断られた冴えない中年のコックが、100回目に出遭ったチェリストの女性にベタ惚れし、ただただ猛アタックするという涙ぐましいお話です。その女性には、結婚式当日に相手の男性を事故で亡くしたという辛い経験があり、それが結婚に対するトラウマとなり、なかなか前に進めません。おまけに、どー見てもツリアワナイ二人の結婚など夢のまた夢に思えるのですが・・・・・
古今東西、こーゆードンキホーテ的人間は、一つの理想として愛されるのでしょうか?一途であること、ひたむきであることのおかしさかなしさに、おもわず涙がこぼれます。
「五十年后、一百年后、我比現在更愛你!」
高層ビル、整備された道路、樹々に囲まれた公園のようなマンション等など、今や近代的大都市となった上海の街並みを舞台に、ゆっくりと物語はすすみます。よほど上海が広いからなのか、人や車が少ないからなのか、いつも空間が広々としているのが、印象的です。