韓国映画「10人の泥棒たち」を観てきた。
べつに観て何かが残る映画ではないが、観ているあいだはけっこうコーフンする。
何もかも忘れて楽しめる映画、ではある。
韓国人6人と中国(香港)人4人と合わせて10人の泥棒たち。
舞台も、ソウル、香港、マカオ、プサンと移動、セリフも中国語(北京語)と韓国語が入り混じる。
ただちょっと、精鋭のプロ集団というには、どっかドジで心許ない。
さいしょの、ソウルの美術館で秘蔵コレクションを盗むのだけは、鮮やかなのだが。
オーシャンズは11しか観てないのだが、それに比べるとやっぱり泥くさいかな?
ま、韓国映画らしいといえば言えるのだが、人間関係が濃密ってゆーか、恨が色濃い。
それでも、アクションあり、ラブストーリーあり、コメディありと、飽きさせないエンターテイメント。
出演者も、韓国俳優ではキム・ユンソク、イ・ジョンジェ、女優陣がキム・ヘス、チョン・ジヒョン、キム・ヘスクと懐かしい顔ぶれ、そして若手のキム・スヒョン。
白状すると、この映画を観たワケは、ほぼ大半はミーハーってところ。。。
幼少のみぎり、アルセーヌ・ルパンにあこがれ、大泥棒になりたかったくらい泥棒好き?とはいえ。
それにしても、こっからはグチになるが・・・
なんでかこの映画だけ、シニア割引もレディース割引もいっさいなく通常料金。
なんでも、期間限定の特別上映だからだそうである。
どしゃ降りの中、はるばる遠くの映画館へ行った手前、泣く泣く払わせていただきました。
おまけに、メイキング映像のDVDつきたらゆうパンフレットまでつい買ってしまい・・・
ミーハー道もなかなかタイヘンなんでございます。