行方不明の本がめでたく見つかった!と言いたいところですが、まだ出てきません。
仕方なく、昨日丸善で買いました。
でもよくよく考えたら、私が「あおくんときいろちゃん」を自分のために買ったのは初めてです。
そこで記念にってわけでもないけど、自分の一番好きな絵本のことをUPしておこうと思った次第。
今までしてなかったのが不思議なくらいなもんで・・・
「あおくんときいろちゃん」は、もうすでに第一線で活躍するグラフィック・デザイナーだったレオ・レオニの初めての絵本です。
しかも、孫たちの目の前で、即興的に偶然生まれたといいます。
落書きのように紙に色を置いただけのまるで抽象画のようなこの絵本は、彼のデザイナーとしてのセンスのよさが窺えます。
しかしそれだけではない、ふかい意味が感じられます。
レオ・レオニの絵本の多くは、自分とは何なのか、自分と他(人)との違いについて、それでも共生する大切さについて書かれています。
その出発点となったのが、この「あおくんときいろちゃん」だと私は思っています。
行方不明の古い「あおくんときいろちゃん」、「フレデリック」との再会を信じて!