観たいと思いながらなぜか見逃し、DVD化されてもなぜか観そびれていた映画が何本か
あります。この「純愛中毒」もそんな1本でした。
たまたまWOWOWで放送があり、録画したのを遅まきながら観ました。
「甘い生活」以来イ・ビョンホンが続きますが、私はこちらの方が面白かったです。
別の場所で同時に事故に遭った兄弟が一年間生死の間を彷徨ったすえ、弟だけが生き
返ります。しかし兄の魂が弟に憑依してしまう。
なぜなら兄には愛する妻がいて、彼女を護り愛せるのは自分しかいないという強い想いが
あったから。
てっきりそーゆー物語だと信じていた私が浅はかでした。
もうひとひねりあったんですね~~!
韓国映画あなどるべからず。
さいごの15分が謎解きという、ミステリー・ラブストーリーなのでした。
それにしてもイ・ビョンホンの役者としてのキャパシティーのひろさには感心します。
映画では「JSA」「純愛中毒」「誰にでも秘密がある」「甘い人生」ドラマでは「美しき日々」
「オールイン」「ハッピー・ツギャザー」等など、一つとして似たキャラがありません。
ほんとに演技のうまい、いい俳優ですよね。
原題は「중독」(中毒)のようですが、これに関しては日本題「純愛中毒」に軍配をあげたい
と思います。
まさに言い得て妙!