今日から3月、遅いのは毎年のことでヘタしたら月遅れに出したりする雛人形ですが、今年は遅いうえに手抜きでやっと飾りました。いっそやめよっか、とも思ったんだけど、手抜きにしろお内裏様だけでも飾ってみると部屋も気分も少しは明るくなるのでした。
去年壇飾りまでしたのがウソみたいに思える。考えたら去年の今頃はモモもまだ階下まで降りてきていたワケだし、それに比べたら今年こそ壇飾りをすればよいのだけど、そんな元気はございません。それどころか、掃除もロクにしてないことに気付き、ちょっと唖然としました。
私は元々雛人形に特別な思いがあるワケではなく、たまたま母の手作りだということだけが意味のあることで、大切なことなのです。母の作った雛人形を見ると、子供の頃ながら母が熱心に人形の着物を縫っていた姿が目の前にうかんできます。また、雛人形を飾ると興味シンシンで必ず何かチョッカイをだしていた若かりし頃のモモを思い出します。