年末のテレビ番組じゃ~ないけど、この1年を振り返る今は時期みたい。
今年のよき事、ブログを通して知り合った友人との出会いが1度ならず2度もあったのである。
春には高知でshizuka7さんと、そして今月のはじめ、地元倉敷でRika-news さんと出会った。
そのイキサツはこうである。
Rika-news さんが宮本輝著「約束の冬」という小説を読み、その舞台となった総社市へ来るという。
小説の中で、その地で空を飛ぶ蜘蛛を見た少年が出てきて、彼女はその蜘蛛の話に魅せられてしまったのだった。
総社は倉敷のすぐ北隣りの街であり、おまけにアイビースクエアに宿泊するという。
実は私も「約束の冬」を読んでみて、その地とは私が年に何度か行く吉備路、備中国分寺五重塔近辺であることが分かったのである。
また、アイビースクエアといえば私のテリトリー、いえ、庭みたいなもんである。
そこで、思いがけず今年2度目のブログ友との対面と相成った次第。
翌日、12月とは思えないポカポカ陽気のなか、国分寺五重塔からこうもり塚へと約1時間遊歩道を歩いたのだが、ザンネンながら空飛ぶ蜘蛛は見られなかった。
空飛ぶ蜘蛛はいなかったけど、吉備の里はコスモス、菜の花、おまけにホトケノザまで咲いていた。
そして私にとってなによりうれしいのは、人と人との出会いの不思議なのであった。
これで思い残すことなく年が越せそうです。