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タグ:韓国映画2005 ( 25 ) タグの人気記事

TUBE

最近録画映画を観る動機が少々不純?です。
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この「TUBE」もWOWOW放送を録画していて、「殺人の追憶」と同じくちとキム・ソックン씨を観てみたく視聴しました。キム・ソックン씨は最近ドラマでは「漢江ブルース」に続き、「シークレット・カップル」でもちょっとトボケタ役を好演されてます。映画で観るのは初めてで、しかもアクション映画ということでホームシアターしてみました。

いやぁぁぁ~~オドロキました。
キム・ソックン씨、めちゃめちゃカッコええやんかーーー!
ドラマとは大違い、男らしィ~!

地下鉄ジャックを扱った、かなりハードなアクション映画です。
乗客を人質に地下鉄をハイジャックしたテロリストと、それを阻止しようと生命を顧みず立ち向かう一匹狼のはぐれ刑事、その刑事に想いを寄せる女スリ。
事件発端から終結まで、まるでリアルタイムのような緊迫感で、血みどろの闘いが地下鉄を舞台に繰り広げられます。

刑事役はモチロンキム・ソックン씨、強いのなんのって、もーダイ・ハードかしらんと思いました。
テロリストにはパク・サンミン씨、元政府特殊部隊員だが裏切られ、復讐に燃えるテロリストを「愛の群像」からは考えられない寡黙な演技でハマリ役です。
女スリにはペ・ドゥナ씨、ただ一人刑事を助けようとして、果敢に犯人に立ち向かうけなげな女性。

こーゆー映画はハリウッドがお得意で、またスケールも大きいかもしれません。
でも、私はこの映画を観てふと「シュリ」を思い出しました。
「シュリ」にしろ「TUBE」にしろ、たとえ殺伐としたアクション映画でも、非常に女性の配し方がうまいのが韓国映画の特徴でもあり、そこが一番の魅力だと私は思っています。
ラスト10分は目が離せず、一瞬の煌きのよーな二人のピュアな想いに胸がつまります。

ただ、主人公はめったに死なないハリウッド映画と違い、ご用心ご用心!
TUBEとは、地下鉄を意味するようです。
by fu-minblog | 2005-12-12 23:46 | 映画 | Comments(0)

殺人の追憶

この映画はほかの何本かと同じく、DVDに録画したままお蔵入りになっていました。
それがなぜ急に陽の目をみることになったかというと、動機は不純です。
今観ているドラマ「弁護士」に出演中のキム・サンギョン씨が「殺人の追憶」に出られてることを
ふと思い出したからです。

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映画は実際に起きた迷宮入りの殺人事件を扱ったサスペンスです。
キム・サンギョン씨はソン・ガンホ씨と同じ刑事仲間としてこの事件を担当しますが、二人は捜査手法の違いからことあるごとに対立します。
何回かの誤認逮捕の末、キム・サンギョン씨扮する刑事が真犯人と信じた男も証拠がなく・・・
結局事件は未解決のまま迷宮入りに。。。
真犯人とおぼしき青年にナント、パク・ヘイル씨(菊花の香り)が!
一見大人しそーでとても殺人犯とは見えないところがよけいブキミでした。

女性ばかりを狙った連続殺人事件の映画というので敬遠してたのですが、二人の刑事の人間性に重点が置かれていたので、それなりに面白く観られました。




さてキム・サンギョン씨、「弁護士」のソ・ジョンホよりかなりスリムでシャープな感じ。
髪型のせいで野生的とゆーか、ちょっと影のあるミステリアスな刑事を熱演。
派手ではないが、味のある演技が光るいぶし銀のような俳優さんです。
白状しますと、「弁護士」ではモチロンこの方に注目デス!
by fu-minblog | 2005-11-20 18:42 | 映画 | Comments(2)

親切なクムジャさん

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面白いといえば面白いですが、観て楽しいとか気持ちのいいという映画ではありません。
私はなぜかこの映画を観ながら、だいぶ前の本「ほんとは恐ろしいグリム童話」だったとかいう本をふと思い出しました。
つまりこれは、ちょっと残酷な大人のための童話、いえ寓話ではないかと思われます。

「オールド・ボーイ」が男の復讐劇なら、これは女の復讐劇です。
しかも若く美しい女性の。
それも練りに練られた計画とたっぷり時間をかけた準備期間もあります。
ほんとならコワーイはずなのになぜかあんまり怖くない。
クムジャさんがたとえほんとは親切ではなかったにしても、監獄である囚人に毒を盛っても、銃で人を撃っても・・・・・デス。

私の中に天使がいるとしたら
あの邪悪な行為をしている間
天使はどこにいたのですか?

イ・ヨンエ씨のクムジャさんは少女のように天真爛漫で、それがコワイといえば一番怖い。
クムジャさんが復讐に真剣になればなるほど、なぜかおかしさが付き纏うのです。
復讐のこっけいさみたいなものが浮かび上がってくるのです。
たとえそれがどんなに正当な復讐であっても、虚しいエネルギーの浪費ではないか。。。

映画としては「オールド・ボーイ」の方が面白いと思いますが、話題性ということでは、なにしろイ・ヨンエ씨の不思議な役どころへの挑戦ということで注目を集めています。
できればこの映画を観る前に「オールド・ボーイ」を観られることをオススメします。
「オールド・ボーイ」では復讐する側だったチェ・ミンスク씨はこの映画では復讐される側に、そのほか多くの出演者がカメオ出演されてます。
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by fu-minblog | 2005-11-12 20:37 | 映画 | Comments(2)

私の頭の中の消しゴム  내머리속의 지우개

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早々に今日[私の頭の中の消しゴム」観に行ってまいりました。
実は昨年から待っていたのに、なぜか[四月の雪」に先を越されてしまいました。
私も形容のボキャを使い果たしてしまった感じなのですが、これは記憶に残るラブストーリー
とでも言うしかありません。

スジン(ソン・イェジン)とチョルス(チョン・ウソン)との唐突な出会いからどちらかと言えばスジンが積極的に始まった交際、そして反対をのりこえて二人は結婚・・・
と話しはテンポよく進み、前半はステキなウソン씨と溌剌としたイェジン씨をほほえましく、気持ちよく観ておりました。
中盤もすぎ後半にさしかかった頃、スジンが若年性アルツハイマーに冒されていることが明らかになります。

それは試練の始まりであると同時に、二人の愛がより深くより強くなってゆくことでもありました。
医者から病気を知らされたスジンはチョルスに別れを切り出して言います。

私の頭の中には消しゴムがあるって

けれどチョルスは言います

俺が残さず憶えていてあげるから
俺がおまえの頭で おまえの心だから

スジンはチョルスに支えられ病と闘います。
家の壁いっぱいに貼られた1000枚を超えるメモや写真。まるでスジンの記憶そのもののように。
しかし病状はどんどん進み、ついにチョルスさえ記憶の中から零れ落ちてゆきます。
そしてある日、自分の記憶が確かなほんの短い時間に、一通の手紙を残してスジンはチョルスの元を去って行きます。

後半はもう涙ボロボロ、残り少ないポケットティッシュを全部使い果たしました。
けれどこの映画の一番すばらしいのは美しいラストシーンでした。
悲劇的なストーリーにも拘らず、最後に夢と救いをあたえてくれます。

チョン・ウソン씨、実は以前からステキだと思ってましたが、これを観たら・・・でしょう。
ソン・イェジン씨、今までの中では一番彼女のよさが出ていたと思います。
しかし、私的にはこの監督イ・ジェハン씨にすっかりホレこみました。
韓国映画ますます目が離せません。
by fu-minblog | 2005-10-22 19:43 | 映画 | Comments(3)

四月の雪     뫼출

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今日出かけたついでに観てきました。
想定外だったのは、観たい回は満席で次の回まで待たされたことです。
ペ・ヨンジュン人気を改めて実感させられました。

映画はどちらかと言えば地味で、好きな人だけがひっそりと観るタイプの作品と言えます。
地味だけど、しっとりと心に残る佳作ではあります。
だから、あんな大騒ぎするような映画ではほんとはないのです。
韓国映画お得意の意外性のある仕掛けも、ドラマチックな出来事もほとんどなく、二人の男女のある期間の日常(非日常?)が淡々と静かに描かれます。
それはホ・ジノ監督の過去の作品、「八月のクリスマス」や「春の日は過ぎゆく」を彷彿とさせます。
こーゆー映画はほんとは日本がお得意で、小津安二郎などいう方もおり私もけっこう好きです。
私が去年観た新作映画12本(そのうち半分が韓国映画)の中でのペスト1は日本映画「誰も
知らない」でした。

さてこの「四月の雪」、過去の2作に比べると出会いの状況はかなり特殊と言えます。
お互いのツレアイが不倫の果て、交通事故で意識不明ということなのですから。
交通事故というショックに不倫という事実が加わって悩む二人、そしていつしか愛し合うように
なるのですが・・・
ラストも前2作とは違いアイマイに終わらせ余韻を残しています。

原題「外出」(뫼출)とはどのような意味なのか、解るような気もするし完全には解っていないかもしれませんが、「日常だけではツラすぎ、非日常だけではコワイ」という人間の淡い希望。
恋もまたそんな人間にとっては「外出」のようなものかも知れません。
また邦題「四月の雪」は、ラストの一シーン、色鮮やかな草花に積もった白い雪に二人の行く末を暗示させたのでしょうか?

さいごに、最近俳優の人気にあやかって映画封切前にいわゆるメイキングDVDなるものが発売されますが、私はいかがなものかと思います。だいたい、私自身メイキングなどいうものは嫌いです。映画は結果のみ大事なのであって、過程ではないと思っていますし、作者はベストの作品(結果)のみを観客に観せるべきです。わざわざお金を払って足を運ぶ観客への、それが礼儀というものだと思います。ついでに申せば、ロケ地ツアーなるものも、日常と非日常をゴチャ混ぜにする愚行だと思っています。

ヨンさまについてはあれこれ言う資格はないので、ここでは控えさせていただきます。
by fu-minblog | 2005-09-20 21:38 | 映画 | Comments(4)

マルチュク青春通り     말죽거리 잔혹사

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2度目のレビューです。
去年の春頃DVDで観て以来、この映画とクォン・サウン씨のファンになりました。
映画館で、字幕付きでぜひ観たいと思っていました。

一口に良い映画といっても、大多数の人に支持されるもの、また賛否両論に分かれるものなどいろいろあります。この映画はそんな評価とは関係なく、自分にとっては特別の思い入れがあるのです。ですから、ひとにオススメする気もあまりございません。

この男子校で繰り広げられる殺伐とした風景、日常化した暴力が描かれる映画のどこがそんなに良いのか?それはたぶん、形こそ違っていても、あの青春の嵐の記憶がそうさせるのです。
そして、その中で何を失い何を得たか、その答えをいまだに探している自分がいるからです。
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ときは1978年、長年続いた朴軍事政権が79年朴大統領暗殺で終焉する前年。
新興住宅地カンナムに引っ越してきた高校2年生のヒョンス(クォン・サンウ)。
彼の転校先の男子校は落ちこぼれの吹き溜まり、生徒間の暴力はもちろん、教師の体罰による鉄拳教育が日常化していた。ウブでナイーヴで優等生のヒョンスにとってはあまりに過酷な環境。しかし、バスケットボールがきっかけの番長ウシク(イ・ジョンジン)との友情、バスで出遭った年上の女子高生ウンジュ(ハン・ガイン)への淡い初恋なども生まれることに。

ところが純情なヒョンスがウンジュへの想いを告げられないでいるうち、ウシクに先を越されてしまうのです。ヒョンスは寂しく身を引く決意をします。ところが、ウシクはウシクで決闘に敗れ行方をくらませてしまうのです。ウシクとウンジュを失ったヒョンスは、成績も落ち大学をあきらめようと自暴自棄になり、自殺をも考えます。その時彼を救ったのが、壁に貼られたブルース・リーの写真と彼の著書「ジークンドーの道理」でした。ヒョンスは父親のテコンドーの道場で一人練習に励み、ヌンチャクを密かに持ち歩き機会を待ちます。そしてついにその機会が訪れた時、彼はウシクを倒した相手に狂ったようにおそいかかってゆくのです。まるでブルース・リーが彼に乗り移ったかのように!
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相手を完膚なきまでに叩きのめし、血だらけになった彼が叫んだのは、韓国高校への罵倒であり、権威による暴力への悲壮な抗議でした。
それはたぶん、監督ユ・ハ씨の叫びでもあったと想います。
60年代から70年代のアメリカンポップスが効果的に使われています。
またこのOSTはセリフが多く入っていてユニークな仕上がりになっています。

ウブでナイーヴな一面と、鍛えられた華麗なアクションというクォン・サンウ씨の魅力が100%
生かされていて、今までの作品の中では私はこれが最高だと想っています。
また、「ラブバード」のイ・ジョンジン씨がここでも準主役だとは知っていましたが、「グリーン・ローズ」のイ・ジョンヒョク씨(シン理事)も最後にヒョンスに倒される役で出ていたのは知りませんでした。さいごにも一度、青春とはなんと哀しく、残酷なものであることか!
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(この映画のレビューが終わったから、もーこのブログを閉じてもいい気持ちです。。。)
by fu-minblog | 2005-08-31 14:30 | 映画 | Comments(4)

恋する神父     신부수업

オリジナルDVDもOSTも持っているにもかかわらず、映画館に足を運んでしまう私なのでした。
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原題は「신부수업」、「신부」は神父と新婦の意味が、「수업」は修行や授業の意味です。
実はこのブログの最初の頃にもレビューしていて、その時は当時の雑誌などに倣って[神父授業」にしています。ホントかどーか、神父を目指すギュシクと新婦になりたかったボンヒを「シンプ」という同音異義語で表したという説もあります。

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神父という特異な素材にもかかわらず、さわやかなロマンチック・ラブコメディ。
クォン・サンウ씨のウブでナイーヴでちょっぴりドジな見習い神父は出色です。
こんなに神父服の似合う方は他にいないと思います。
撮影後洗礼を受けてカトリック信者になったというサンウ씨、いっそのこと本物の神父になって頂きたいくらいです。
そしたらもっとファンになります?!?
ちなみに、私自身は制服が大キライ、いままで着たことがありません。

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데오그라시아수 デオ グラシアス この神への愛のことばが二人を結ぶ暗号になります。
映画の冒頭にも出、度々出てくるのですがそれこそ呪文みたいです。
韓国はよく儒教の国だと言われていますが、実はキリスト教の国なんだそうです。
じっさい韓国へ行くと、教会というよりは十字架がよく目につきます。
奇しくも韓国映画でカトリックの聖堂内の様子や聖職受任式の様子がみられるなんて、思ってもみませんでした。
カトリックというストイックな世界と、一人の若者が一人の女性を愛するという自然な感情の対比が、真面目に描かれていてオカシイのです。

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私の大好きな、教会の結婚式で神学生たちが歌い踊るシーンです。
こーゆーあそびも実にうまい、オシャレで楽しい映画です。
今日は思いきりサンウ씨の神父服姿をお見せしました。
ストーリーはそっちのけでどーもスミマセン。
公式HPをご覧ください。
by fu-minblog | 2005-08-27 21:50 | 映画 | Comments(2)

サランヘヨ あなたに逢いたくて   아씨아빠

「サランヘヨ あなたに逢いたくて」をやっと観ました。
目的はただ一つ、チェ・ミンス씨を観るためです。

「敏腕刑事と心に傷を持つ少女。
二人の出遭いは悲劇のはじまりだった・・・」

ラブストーリーなのですが、結末があまりに悲劇的過ぎ!
未だ観ていない「チング」と同じ理由で苦手です。
もしチェ・ミンス씨でなかったら観なかったと思います。

1995年作なので「シュリ」より旧く、私が観た韓国映画では最古です。
映画のつくりとしては決して古臭くはなく、アメリカ映画なみのスピード感です。
ただ、今頃のラブストーリーとはちょっと傾向が違うのは、社会の変化の反映でしょうか?
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10年前のチェ・ミンス씨、若いです。もちろんステキです。
でも私的には、この方は若い頃より歳を重ねてよりステキになる俳優さんだと思います。
日本で言えば高倉健のよーに。

今日本で「韓流」と騒がれている四天王、次世代四天王、しかし彼らのも一つ上の世代の活躍
があればこそではないでしょうか。すなわち、
チェ・ミンシク씨、ハン・ソッキュ씨、ソン・ガンホ씨、ソル・ギョング씨、そしてチェ・ミンス씨。
ローマは一日にして成らず、韓流もまた・・・

偶然昨夜のセクションTVにチェ・ミンス씨がお出ましになり、夕方DVDを観たばかりの私は
ただボーとして録画も忘れていました。
久々にカリスマ性のあるスターにお目にかかりました。
by fu-minblog | 2005-08-14 13:17 | 映画 | Comments(2)

マラソン      말아톤

韓国で500万人以上の観客を動員した話題作が、今日から封切りになりました。
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実年齢は20歳だが、精神年齢は5歳という自閉症の青年が、フルマラソンを走ることによって自分自身の生きる喜びを見つけると同時に、周りの人間にも希望を与えてゆくという、実話に基づいてつくられた映画です。見終わって、爽やかな風がきっとあなたの心を吹き抜けてゆくことでしょう。チョウォンが走るとき身体いっぱいにうける風のように・・・

「チョウォンの脚は?」「100万ドルの脚」
「カラダは?」「サイコーです!」


子育てはただでさえけっこう困難な作業なのに、もしその子供が障害児だったとしたら・・・
母親の悲しみとその肩にのしかかる重圧は計り知れません。他人との意思の疎通が困難な自閉症の息子に、何か好きなことを見つけてやり、それを通して社会や他人と少しでも繋がりをと考えたとしても、いったいどうすればよいのでしょうか?

しかしチョウォンの母キョンスクは果敢にこの難事業に取り組むのですが、熱心になりすぎるあまり、家族をはじめ周囲と衝突してしまうのです。その上自分のしていることが本当にチョウォンのためなのか、母親のエゴではないのかと悩むようになります。「私の願いは子供より1日だけ長く生きること」と語るキョンスクの親心は痛いほどよく分かります。
チョウォンはほんとうに「走っているときがいちばん幸せ」なのかと、キョンスクと同じように私たちも悩むところです。でもその答えはチョウォン自身がだしてくれるのです。

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では、フツーの子供の場合はどうなのでしょうか。この映画が私たちに問いかけているのは、親が子供にしてやれることはいったい何なのか、ということではないでしょうか?もし子供より1日だけでも長く生きられないとしたら、親が子供にするべきことは、最終的には子供を自立させることではないかと思います。なぜなら、すべての動物はそうだからです。ライオンもヒョウもゾウもキリンもそしてチョウォンの大好きなシマウマも。

なわけで、テーマはかなり重いですが、チョウォンの純真無垢な言動に思わず声を上げて笑ってしまったり、最後のマラソンレースではファンタジックな場面があったり、モチロン悲しくてではなく、感動の涙でウルウルになったり、ふと「オアシス」を思い出しました。なによりラストのチョウォンのスマイルには救われます。
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チョ・スンウはまだまだ伸びる俳優とは思いますが、この映画はきっと彼の代表作の一つになるでしょう。キム・ミスクは年下の男に愛される女より、子供のために生き、悩む母親の方が、よほどステキです。天国の階段のソンジェの子供時代を演じたペク・ソンヒョンくんのちょっと成長した姿も見られます。
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by fu-minblog | 2005-07-02 20:46 | 映画 | Comments(7)

八月のクリスマス     8月의 크리스마스

雨は一日ももたず暑い一日でしたが、めげずに純愛映画をもう一本続けます。
なぜなら、「ラスト・プレゼント」と「八月のクリスマス」がセットになった「Korean Love Story」というDVDがたまたまあったから・・・
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小さな写真館を営む青年と交通取締り係の婦人警官との淡い恋が、淡々とした日常描写のみで描かれます。韓国映画やドラマでありがちなドラマチックな出来事は全くありません。少ないセリフ、俳優の抑えた演技、まるで小津安二郎の世界です。ただ一つ、青年の生命があと僅かということを除いては・・・

またか、と言いたくなりますよね?そのお気持ちよ~く解ります。ただこの映画に関して言えば、青年の病気の事実もことさら大げさにではなく、さらりと描かれているだけです。そして、青年はついに自分の病気を彼女には告げぬまま、旅立ってゆきます。自分で自分の遺影を撮るシーンもあり、大泣きはしませんが、やはり涙がこぼれます。
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考えてみれば、私達は皆限られた生命を生きているわけで、ただ自分の死期がいつなのか知らないだけなのです。病気で自分の死期を知らされた時、人はどうなるのでしょう?彼のようにやさしく、穏やかでいられるのかどーか、そんなことをも考えさせられました。

さて、この写真館の青年ジョンウォンを演じるのが、ハン・ソッキュです。「シュリ」、「二重スパイ」、そして先日の「スカーレット・レター」とはガラリと違い、もの静かでいつもにこやかな好青年を演じています。婦人警官タリムはシム・ウナという清楚な美人女優が演じています。

さいごに、監督はホ・ジノなのですが、今話題になっている日本題「四月の雪」の監督です。
そんなに甘くはございませんですよ、きっと!
by fu-minblog | 2005-06-12 23:48 | 映画 | Comments(3)


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