ひとりあそび


私がこの世に生きた証し
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「天野祐吉のCM天気図傑作選」

この本は昨年末に読み終わっていたのだが、じつは今も読み返している。
それはもちろん面白いからなのだが、お正月は見たいテレビもなく、出かけると人が多いだろうし、それに今年は生まれて初めての一人正月、正直なところヒマである。

c0026824_1131098.jpg


昨年帰らぬ人となられた天野祐吉さん、私は大きな喪失感を味わったのだった。なにより、毎週楽しみにしていたコラム・CM天気図が読めなくなったことは、新聞を読む楽しみが減ったといっても過言ではないくらい。そんなほぼ30年近くのコラムの中から選ばれた名品の数々が集められ、この度一冊の本になった。

この本を読んでつくづく思うのは、コラムニスト(ほかの人はあまり知らないのだが)としての天野さんの力量素晴らしさ。論文でもないエッセイでもない、しかも限られたスペースの比較的短い文章の中で、鋭くしかもユーモアを交え、広告を通して社会や時代を見つめ野次を飛ばし続けた天野さん。今読み返すと、いかに天野さんの目が正しく、先見的であったかがよく分かる。

たとえば、『東北に進路をとれ』では、「ぼくらを乗せた経済大国行きの超特急が行きつくところまで行ってしまい、ガタンと脱線してしまったときのはげしいショックで、”豊かさ”を指し示す磁石の針が、南から北へ、くるっと向きを変えてしまったんじゃないかと思う。で、たぶんそれは、ぼくら日本人のライフスタイルが、大きく変わって行くことの前兆でもあるんだろう」。書かれたのは97・8・24、あの大震災より14年も前である。

また、90・8・18の『原発バイバイ台風』の中で、電力会社の「原発は明日を支えるエネルギー」に対して「原発は明日をおびやかすエネルギー」だと書かれている。ほかにも、広告は一番時代と密接な媒体なのに、なぜかぜんぜん古くはない、まるでつい最近のことを言われてるようなのには驚かされる。そして、何度も珠玉の言葉たちに出会う。それらは「言葉貧乏」「言葉不在」を嫌い、いつも言葉を大切にし、生きた言葉に拘りつづけた天野さんが残してくれた大切な宝物である。

喪失感はますます大きくなるばかりなのだが、天野さん、あなたの言葉はこうして生き残っています。
そして、言葉のチカラを私は信じます。
by fu-minblog | 2014-01-02 12:40 | | Comments(0)

最後のメッセージ

先日お亡くなりになった天野祐吉さんの最後のメッセージともいうべき本が出版された。
ご本人はもちろん、これが最後の著書になるとはつゆ思ってはいなかったことだろう。
今のこの国の現状にとても黙っていることができず、時には鋭く時にはユーモアを交え、天野さん独特の目線と文章で綴られている。


c0026824_1633105.jpg亡くなられてすぐにこの本のことを知り即アマゾンに予約していたのが一昨日届き、その日に一気に読み終えた。ずっと朝日新聞のコラム「CM天気図」を毎週楽しみに読んでいた私にとって、天野さんの本(文章)を読めるのはなによりうれしい。

それは、今なお天野さんがお元気で、今なお私たちが「CM天気図」を読めるにこしたことはないが、「経験したこともない豪雨と猛暑の歪んだ夏」にこの本を書き上げられたことに、ただただ感謝したい。

60年にわたり、広告をとおして社会を見つめ、その変化を敏感に感じ取ってきた天野さんの言葉に、その考え方に私はいちいち肯く。

この本のタイトル「成長から成熟へ さよなら経済大国」はもちろん、エピローグ「経済力にせよ軍事力にせよ、日本は一位とか二位とかを争う野暮な国じゃなくていい、『別品』の国でありたいと思う」のは私もまったく同感である。


天野さんは、学者でも研究者でもないとことわっておられるが、いわゆる専門家の言うことを私は信じない。
もとい、立派な専門家もいるが、バカな専門家より素人の直感の方があんがい正しいのである。
なぜなら、権力からもほど遠くどんな利害関係もなく、一個人として生きているから。

この天野祐吉さんの最後のメッセージを無駄にすることなく、よくよく噛みしめて生きてゆきたい。
それが我が隠居大学学長への何よりの恩返し、供養になると信じるゆえに。
by fu-minblog | 2013-11-19 18:18 | | Comments(0)

悲報

誰が亡くなっても悲しいけれど、自分にとって特別な人が亡くなると、やはりショックは大きい。
今朝の新聞を開いたとたん、天野祐吉さん死去のニュースが目に飛び込んだ。
さいしょわが目を疑い、ちょっと信じられないのだった。

なぜなら、昨日も朝日新聞読書面で、天野祐吉筆の「ニュースの本棚・1964年に売れた本」を読んだばかりである。
もちろん、亡くなられる前に書かれた記事なのだろうが・・・
私の大好きな水曜日の「CM天気図」がもう読めなくなるのだろうか、悲しいーーー

c0026824_15364857.jpg


天野祐吉氏は、私が末席を汚す?隠居大学の学長である。
まだまだ勉強が足りず修行中の私を残して、さっさと逝ってしまうなんてあんまりではないですか!
心の準備もなにひとつできないままに・・・

天野さんが亡くなり、これでまた一人、私の好きな日本人が減ってしまった。
また一つ、この国の良心が消えてしまった。
80歳なんて若すぎ、隠居はもっともっと長生きしてほしかった。

c0026824_15502479.jpg


でも、何を言ってもせんないこと。
天野さんのことだから、あの世で何して遊ぼかな、なんてきっと今頃考えてることでしょう。
私もいづれそちらに参りますゆえ、その節はどうぞよろしくお指導のほどを。

今はただ、心にぽっかり空いた大きな穴を、何で埋めてよいやらわかりません。
まだ、どこかに隠れているだけのような気さえするのですが・・・
どうぞやすらかにお眠りください。合掌
by fu-minblog | 2013-10-21 16:18 | 雑感実感 | Comments(0)

隠居志願

私が隠居を志したのは今から5年前、横尾忠則著「隠居宣言」を読んでからかもしれない。その後、天野祐吉氏が学長?を務める隠居大学(ラジオ深夜便)をまとめた「隠居大学」という本に出逢った。そしてこの度、その続編ともいえる本に偶さか出会い、ついつい読んでしまった次第。

c0026824_11325477.jpg


これらはすべて対談集、天野学長と知り合いのご隠居さん、または隠居精神の持ち主を招聘しての楽しいおしゃべり集である。ただし、初年度たるや、横尾忠則、外山滋比古、赤瀬川源平、谷川俊太郎、坪内稔典、安野光雅というそうそうたるメンバーなのである。

新しい「隠居大学」第一集、第二集とも、対談相手のメンバーにはとても太刀打ちはできない。ただ、12名のうち半数が女性なのは、隠居というとどうしても男性を連想することから解放される。そんなわけで、私ごときが隠居と口走るのはおこがましい限りなのだが、厚かましくもいちおう隠居を標榜してはいる。

さて、それでは隠居とはなにか?を、3冊の「隠居大学」から抜粋すると・・・
「原始、『隠居』は遊びの達人だった。若いモンの憧れだった。」から始まり、「隠居への道は一本ではない。隠居になろうとする人の数だけ道はある。」

あるいは、動物はみな一度しか生きられないが、人だけは生きようと思えば、二回生きることができるそうで、一回目は働く人生、二回目は遊ぶ人生だという。そして、「隠居は第一の人生のように世間の規則や常識にしばられることなく、好きなことを好きなようにやればいいのであって、隠居になるための学習や訓練は一切必要としない。」

また、「当学は知識を学ぶ場ではない、知恵を磨く場である。なまじっかな知識は、隠居を目指す人にとって、かえって邪魔になる。そうでなくても老人は物忘れがひどいので、知識なんか学んでもすぐに忘れてしまう。その点、知恵はおでこのシワみたいなものだから、いちど身につけたら一生モンだ。」けだし名言。

隠居を目指してはや5年、まだまだ修行が足りない私は今も隠居志願中である。
by fu-minblog | 2013-07-13 12:52 | | Comments(0)

台風がおそいと読書がはかどる?

一昨日の午後から昨日まる一日かけて、台風がゆっくりと通り過ぎて行った。
当地はまさしく直撃、なのにいわゆる台風の目に入ったのか、心配したほどではなかった。
ただ、長期間雨が降り続いたため、川の氾濫、土砂崩れなどの被害もあったようである。
被害に遭われた方々には、心からお見舞い申し上げます。

んなわけで、家に閉じ籠められて私がすることといえば・・・・・

c0026824_6125117.jpgこれは台風の前に読んだ。NHKのラジオ深夜便で放送されたもので、現在は第2学期放送中とのこと。

人生、生涯現役という生き方もあれば、ある年齢に達すると隠居をする、という生き方もある。私はいちおう後者で、自ら隠居を標榜する者である。といっても、この本に「原始、隠居は遊びの達人だった」、とあるように、要するに遊び暮しているだけのはなしなのだが。

隠居大学自称学長のコラムニスト天野祐吉さんが、6人の講師相手に、さまざまな隠居についてのウンチクを語り合うという趣向。その講師が全員私の好きな方たちばかりなのである。とくに横尾忠則氏は、「隠居宣言」によって私を隠居に導いた?方でもあるのだ。

隠居とは、自由人であり、趣味人であり、そして何より、こよなく遊びを愛するのである。


たまたま本屋で目につき買っておいた新書である。

c0026824_657161.jpg

「いのちと環境」は、柳沢桂子さんの新刊だったので。
「いのちと放射能」はチェルノブイリ事故直後に書かれたのだが、この本は今年の3・11以後に書かれたものである。
前半は生命の誕生からの歴史と地球環境について、後半は反原発の立場から原発や放射能について、最後にどうしたら人類が生き残れるか、という考察まですすむ。
一度ざっと読んだだけなので、再読が必要。

「生物学的文明論」は面白そうだったので。
これまた偶然にもNHKラジオで放送されたらしい。
サンゴとナマコの生き方を中心に、物理学的・数学的発想ではなく生物学的発想で人間と現代社会を見つめている。
生物学的発想によるエネルギー、あるいは老いや死についての考え方には目からうろこ。
面白くて一気読み。

「宇宙は何でできているのか」は、実は途中で挫折していた。
ハッキリ言って、私には不向きで理解不能。
「世界はウロボリスの蛇」なんていうのについそそられたのだが・・・
先日、草間彌生さんがあるテレビ番組でこの本を注文されていたのを見て、ぜひ読まねばと思っていちおう最後まで読むには読んだ。
(そうそう、暗黒物質なるものには、個人的にヒジョーに興味がある)

読書は、モチロン、私にとっては遊びのひとつです。
ちなみに、このブログのさいしょのタイトルは、「ひとりあそび」でした。
by fu-minblog | 2011-09-04 08:42 | | Comments(2)


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