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深山イギリス庭園

梅雨入り前の貴重な晴れ間、良い主婦は洗濯など家事に勤しむところ、不良主婦はどこへ遊びに行こかと思案する。
そこで深山公園のイギリス庭園へ、初めて行ってみた。
なんでも、バラが綺麗だとニュースで知り、ええ!っと思ったからである。

バラは予想通り?やっぱり時期的には遅すぎたのだが、実に整備と手入れのよく行き届いた庭で、四季折々の花が楽しめるようデザインされていた。

c0026824_1892440.jpg


そのイギリス庭園で、私は思いがけず懐かしい樹、泰山木に出会った。
しかも10本くらいあり、今ちょうど白い大きな花を咲かせている。
子供のころ住んでいた家にもあり、二階のベランダから手が届く大木だった。
私は、泰山木の葉っぱや花びらでよく、ママゴトをして遊んだ。
私にとって泰山木は、時計の針を一挙に逆戻りさせる、とくべつな樹なのである。

c0026824_18342559.jpg


まさか今日、泰山木に出会えるとは思ってなかったので、殊の外私はうれしい。
まるで偶然、懐かしい旧友にばったり会ったみたいに。
by fu-minblog | 2016-05-31 19:17 | 四季折々 | Comments(0)

ドクダミ

いま庭にドクダミの花がいっぱい咲いている

近づくとドクダミの香りがツンとする

甘くはないけど清潔ないい香りが


c0026824_1641397.png

c0026824_16593451.jpg

by fu-minblog | 2016-05-30 17:07 | 四季折々 | Comments(2)

時計草

今年も時計草が咲きだしました

いつの間にか誰にも気づかれないうちに

我家の庭の片隅にひっそりと

c0026824_15161559.jpg


時計の針が

前にすすむと「時間」になります

後にすすむと「思い出」になります

寺山修司

by fu-minblog | 2016-05-28 15:29 | 四季折々 | Comments(2)

「海よりもまだ深く」

ほんとは本屋へ本を買いに行ったのに本は買わず、かわりに是枝裕和監督の映画「海よりもまだ深く」を観てしまった。
実は、昨年「海街diary」を見逃していたら、先日テレビで放映されて観たばかり。
そして、先日も今日も、やっぱり上手いなぁ~、とあらためて感心したのだった。

c0026824_21182768.png


是枝監督作品は「誰も知らない」から全部ではないが観ているが、ある意味私の予想は見事に外れたのである。
私的には、「空気人形」のような作品傾向に行くのかと思いきや、「歩いても歩いても」から家族や血縁や親子を扱った映画で世界に認められる存在となった。

そしてそれらの映画にはけっしてヒーローやヒロインは出てこず、どこにでもいる等身大の人々ばかりである。
この映画でも主人公は小説家くずれのダメな中年男、ギャンブル好きで妻とは離婚、月に一度一人息子に会うのが何よりの楽しみ。
しかし団地で独り暮らしをする母だけは、そんな彼をけっして見放したりはしないのだ。

そんな、なりたかった大人になれなかった主人公良多を演じるのが阿部寛、ひょっとしたら「エヴェレスト」より演技力が必要かも。
そしてなにより、彼の母親淑子を演じる樹木希林、この方無くしてこの映画はなかった、といっても過言ではないくらい。
あの存在感と説得力、演技を超えた演技である。

どこにでもいる人々、どこにでもある話を題材に感動的な映画を作る是枝裕和監督はやはりすごいな、と思う。
by fu-minblog | 2016-05-25 19:36 | 映画 | Comments(0)

庭の香水

秋のキンモクセイと初夏のジャスミンは我家の庭の香水

いま玄関の戸を開けると甘い香りに包まれる

こころまでかぐわしくなるようだ

c0026824_15411668.png

いつもはドクダミの花も一緒に咲くのに、今年は草取りの折抜きすぎたのかまだ花が少い。

花が咲くまで待つべきでした。
by fu-minblog | 2016-05-23 16:09 | 四季折々 | Comments(0)

「アイリス・アプフェル!94歳のニューヨーカー」

最近は日本もアメリカも、チョー高齢でチョー元気な女性が注目の的のようである。
これは、94歳の今なおファッションアイコンにして現役キャリアウーマンのアイリス・アプフェル女史のドキュメント映画である。


c0026824_19353269.jpg1950年代からインテリアデザイナーとして活躍。2005年には彼女のファッション・コレクションの展覧会がメトロポリタン美術館で開催され、驚異的な動員数を記録した。

彼女の買い物の様子、またコレクションの数々を見ると度肝を抜かれる。今どき流行りのミニマム生活とはまさしく対極。家には玉石混合の物たちが満ち溢れている。また、断捨離という言葉も彼女の辞書にはないに違いない。

とくに彼女のファッションは、「ルールはない。あっても破るだけ」という通り自由そのもの。アクセサリーが殊の外お好きなようで、過剰を通り越してまるで拷問?みたい。私なんかあんなにネックレスをつけたら肩が凝りそうだし、あんなにブレスレットをつけては手も洗えないだろう。

そんなわけで、私にはたとえ元気はもらえてもとーていマネはできそうにない、というワケなのだった。


チョーではないフツーの高齢女性としては、いったいいつまで元気に生きてなきゃならないのか?
ホドホドにしてもらいたいものだ、と思わずにはいられない。
実はわたくし、元気な老人はいいが元気すぎる老人にはけっしてなりたくないのである。

篠田桃紅さんの潔さ、樹木希林さんの達観は見習いたいけれど。。。

 
by fu-minblog | 2016-05-21 21:01 | 映画 | Comments(0)

小判がザクザク!?

庭を掘ったら小判がザクザク出てきた、という話ではもちろんなく、庭の南面を今コバンソウが席捲している。
数年周期のような気もするが、実は去年もコバンソウが増え、しかも抜くのが遅かった。

思うに、カラスノエンドウが減ると、コバンソウが増えるのではないか?
私的には、カラスノエンドウのほうが花も可愛く、抜くのも簡単なので好ましい。
c0026824_9421825.png

今閃いたのだけど、抜くのは大変なので切り花にしてみよっかしらん???
by fu-minblog | 2016-05-19 10:21 | 四季折々 | Comments(0)

熊山英国庭園&バラ園

今日は雨上がりの爽やかなお天気、県内の二つの庭園を巡ってきた。

4年前に1度行った熊山英国庭園、今度は迷わず1時間くらいで行けたのは奇跡的。
アーチの蔓バラが咲いてなくてちょっと残念!でも、今はいろんな花が咲き乱れている。

c0026824_1834210.jpg


蔓バラが咲いてなかったので、バラならバラ園でしょっ、というワケで帰りに寄ってみた。
バラ園のバラは満開を過ぎ、少々遅すぎの模様。
数少ないつぼみと咲きたての花を探して・・・

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by fu-minblog | 2016-05-17 18:48 | 四季折々 | Comments(0)

青空と緑の樹々とカラヴァッジョ展

よくよく考えたら、昨日は展覧会場に居るよりも、戸外に居る時間が長かったくらい。
絶好の行楽日和のなか3時間も並ばされていたので、退屈しのぎに、時々列を離れて写真を撮ったりしていた。
青い空と、空に向かって伸びた樹々の緑を見ていると、つい時間を忘れてしまうのだった。

c0026824_1564654.jpg


昨日はまる一日若冲に費やす覚悟だったのが、金曜日で美術館は夜間も開館する日だった。
そこで、5時前だったのだが、同じ上野公園内の国立西洋美術館のカラヴァッジョ展へ、時間の許す限り観に行くことにした。
こちらは人も少なくゆっくり観られたのに、ざっと1時間くらい観ただけで歸ることに。

c0026824_15395280.jpg


早朝5時半に家を出て、夜10時ころ無事帰宅。
こうして、なが~い長い一日が終わったのだった。
つくづく思うに、遊びをせんとや生まれけむ?
by fu-minblog | 2016-05-14 15:58 | 美術工芸 | Comments(0)

若冲展 in 東京

昨日、東京日帰りで若冲展を観に行った。
おそらく、私の生涯もっとも苛酷な?展覧会鑑賞だった。

午前9時半に東京都美術館に到着した時、すでに最後尾がどこか分らぬほどの長蛇の列。
係員が待ち時間160分!、など叫んでいるなか、これは悪夢ではないかと思いつつも並び始めた。
結局、入場したのは午後1時、外で3時間、館内で30分待ちという苦行の果てだった。

c0026824_11595157.png


会場に入れてあなうれしと思いきや、そこはまた人、人、人・・・の山、なかなか傍に近寄れない。
まず観たいものから観る私の主義として、動植綵絵の展示室へ直行した。
一歩足を踏み入れた瞬間の印象は、華やかな色彩にも拘らず意外に落ち着いた雰囲気だった。
もちろんここも満員なのだが、どうにか最前列へもぐり込み、動植綵絵30幅と釈迦三尊像3幅をすぐ近くで観ることができた。

その後、樹花鳥獣図屏風や水墨画の数々、初期から晩年までの若冲の代表作を観て回った。
私も今まで何点かは別々の場所で観てはいるが、これほど一堂に会した展覧会は初めてである。
2000年京都国立博物館で開催された若冲展を見逃してしまったことが、何としても心残りだった。
そこで今回の展覧会にはぜひ行こうと決めていたのだが、人混みはおろか並ぶのが大嫌いな私としては、後にも先にも経験のない苦行を体験するハメに。

私にとっての若冲は、実は田中一村から入っている。
田中一村の画集か何かの中で、「田中一村は昭和の若冲」という文章で初めて若冲の名を知った。
それから、どんな絵を描く画家なのかと興味を持ったのが始まりだった。
あれから十数年、天才絵師としてますます若冲の人気は高まり、今回の展覧会のような事態と相成ったのだが・・・

ただ、上野公園の樹々たちが木陰を作ってくれたおかげで暑さも和らぎ、澄んだ風と空気の中での3時間は意外に気持ちよくさえあった。
そのうえ、自分があれほど長時間並べたことに、その根気と体力に驚きもした。
そして、若冲の代表作が多数観られたことに、その至福の時間に、今は感謝せずにはいられない。
by fu-minblog | 2016-05-14 11:40 | 美術工芸 | Comments(0)


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