ひとりあそび


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カテゴリ:美術工芸( 160 )

岩合光昭写真展「ネコライオン」

倉敷天満屋へ今日が初日の岩合光昭写真展「ネコライオン」を見に行った。
岩合ファンなうえに招待券まで頂いたので、見に行かずにおられましょっか。

ネコとライオンの写真が上下、あるいは左右に並んで展示されているのだが、まさしく、ライオンは大きなネコで、ネコは小さなライオンであることがよく分かる。

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以前にも、岩合光昭写真展「ねこ」というのにも行ったことがあるのだが、今回はネコとライオンの対比が面白い。
方や猛獣、方や野良にしろペットにしろ身近なネコ、その生態、仕草、表情はソックリ。

ただ、母猫と仔猫の写真を見ると、私は涙が出そうになるのだった。
あんなにも健気に子猫を守り育てていたほくろを、そして5匹の仔猫たちを思い出して。
たぶん、一生忘れることはないだろうし、心の傷が癒えることはないだろうと、つくづく思い知ったのだった。
by fu-minblog | 2017-03-29 18:02 | 美術工芸 | Comments(0)

舩木研兒 遺作展

日差しが急に明るく温かくなると、家にじっとしていられない。
昨日はつい、倉敷雛めぐりに商店街から美観地区へと歩くことに。
倉敷民芸館の前を通った時、ふと、「布志名舩木窯の魅力 舩木研兒遺作展」を見に入った。

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最近は特別企画展にしか行かなくなった民芸館、昨年の「ざるとかご」展以来である。
でも久しぶりに行くと、故外村吉之助先生の声が聞こえるようで、懐かしい。
一年間、民芸とは何か、美とは何か等など、内弟子さんと一緒に講義を受けたことを思い出す。

その内容を、今となっては思い出すことはできないが、その精神のようなものは、やはりどこかに残っている気がする。
そして、民芸の「用即美」という考え方は、私の物の見方を大きく変えることにもなった。

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あれは40年近く前になるだろうか?
外村先生と内弟子さんたちと、山陰へ卒業旅行に連れてもらったことがある。
その時、出西窯、湯町窯、そしてこの舩木窯にも行き、たった一枚買ったパン皿を今も大切に使っている。

自分が気に入った物を大切に、長く使うこと、けれど、使って壊れることを恐れてはいけない。
なぜなら、命あるものは必ず死に、形あるものはいつか壊れるものだから。
by fu-minblog | 2017-03-04 15:27 | 美術工芸 | Comments(0)

ガラスとテキスタイルのアートエキシビジョン

今日は雨模様の中、ギャラリー「しをり」で昨日始まったばかりのアートエキシビジョンに行ってきた。
ガラス作家の堀口華江さんとテキスタイル作家の李侖京(イ・ユンギョン)さんの二人の作品展である。

私は、実は、テキスタイルの李侖京さんの作品が好きで、一点だけだが持っている。
そんなわけで、今回も李侖京さんから案内をいただいた。
李侖京さんは韓国から来日、岡山で作品作りに励んでいる若き女性アーティストである。

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私は、自分がかって染織をしていたので、やはりテキスタイルに興味があるし、好きなのだと思う。
なかでも、李侖京さんの作品は、一目見て好きだった。
その作品はほぼ5年前から今も、我家の壁面に飾られている。

ガラス作家の堀口華江さんは今回が初めてなのだが、鮮やかな赤色の作品に思わず惹きつけられた。
実は、なぜかガラスも好きな私なのである。
そんなわけで、今日は存分に目の保養をしてきたのだった。

二人の作品はもちろん、古民家を活かしたギャラリーが殊の外作品を引き立ててよかった。

堀口華江✖李侖京
Art Exhibiton
2017.2.16-2.26(水曜日休廊)
11:00-17:00
ぎゃらりぃ しをり ☎086-422-1060
倉敷市阿知2丁目21-15

by fu-minblog | 2017-02-17 18:36 | 美術工芸 | Comments(0)

セーター展 2016

今年も明日12月6日から三宅幹子さんのセーター展が、クラフト&ギャラリー幹2Fで始まります。
2年に一度なので、心待ちにされてた方も多いのではないでしょうか?
私もモチロンその一人、一足お先に本日写真を撮りに行ってまいりました。
写真を口実に、毎回独り占めの贅沢な時間を味わうことができるなんて、幸せ過ぎです。

c0026824_1812442.jpg


手編みをする人が激減しているという昨今、その限りなく手間と時間のかかる手編みを、ずっと続けている三宅さんには頭が下がります。
しかも、一枚一枚デザインを考え、設計図を作り、まるで絵を描くように模様を編んでいく三宅さんのセーターは世界でただ一枚、まさに一点物なのです。

カラフルで楽しいセーターたちは、寒い冬ばかりか心までも、きっと暖かくしてくれることでしょう。

セーター展
2016年12月6日(火)~11日(日)
AM10:~PM:5:00

by fu-minblog | 2016-12-05 18:53 | 美術工芸 | Comments(0)

「御所の花 安野光雅」展

昨日、友人二人と「御所の花 安野光雅」展を観に行った。
倉敷から北上することほぼ2時間、新見市を見下ろす小高い丘の上の新見美術館へ。
少々遠いとはいえ、同じ県内でこの展覧会が開催されることは、やはりうれしい。

c0026824_10471117.jpg


御所の庭を彩る四季の花々を、安野さんがスケッチした水彩画130点が展示されている。
草花もあれば木々の花もあるのだが、そのどれも、私たちが比較的よく目にし、慣れ親しんだ花が多い。
かって昭和天皇は「雑草という植物はない」と言われたそうだが、この御所の花々も、けっして豪華で特別な花ばかりではない。

安野さんの絵は、私的には絵本や本の挿絵で見ることが多いのだが、今回のように実物の絵を観るのは初めてで、あらためて、その巧みなスケッチと淡い色彩の妙に感心した。
学生のころよくスケッチはした(さされた?)のだが、絵の上手い下手が如実に表れるのがスケッチではないだろうか。

最近はなるべく買わないようにしている図録を思わず買ってしまったのは、美しいことは言うに及ばず、まるで植物図鑑みたいだったからである。
いえ、もちろん、ただぼんやりページをめくっているだけで、しあわせな気持ちになる。
都会のど真ん中、乱立するビルの足元で、ひっそりと残された自然、四季折々に咲く小さな花々があること、それは一つの奇跡である。

安野さんは絵はもちろん、文書もお上手で私は好きで何冊か読んでいる。
でも今回本棚を探して見つかったのは「絵のある自伝」だけで、何冊か図書館で借りたような気がする。
あと、司馬遼太郎「21世紀に生きる君たちへ」の表紙絵、隠居大学での天野祐吉校長との対談等など・・・、が見つかった。
by fu-minblog | 2016-09-16 12:00 | 美術工芸 | Comments(0)

美観地区で展覧会二つ

昨日行ったギャラリー倉敷は美観地区にある。
そこで雨も上がった倉敷川沿いを、久しぶりに歩いてみることに。
すると、郷土玩具館では「石川昌浩ガラスのうつわ」展、民芸館では「ざるとかご」展をしていたので、通りすがりに見たのだった。

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雨は降らなかったかわり暑い一日で、月末の用事を済ませにアチコチ行って夕方帰宅すると、どっと疲れが出たかんじ。
今日は幸か不幸か雨模様、大人しく?家に居ます。
by fu-minblog | 2016-06-29 11:19 | 美術工芸 | Comments(0)

「window ー8人の作家が見る世界 ー」

縁あって、ギャラリー倉敷で開催中の「window ー8人の作家が見る世界 ー」に行った。
8人の作家たちが、それぞれの個性と感性を生かした独創的な作品を展示している。
これほど統一感のない展覧会も珍しく、そこがまたユニークで面白い。

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実はギャラリー倉敷へ行ったのは今日が初めて、初めてのギャラリーで初めての作家たちの作品に出会えたこと、初めて好きの私にはうれしい。
by fu-minblog | 2016-06-28 19:39 | 美術工芸 | Comments(0)

「ピカソ、天才の秘密」

昨日は演劇の開演が午後も遅めだったので、午前中もう一ヶ所くらいとつい、欲張った。
そこで、あべのハルカス美術館で開催中の「ピカソ、天才の秘密」展へ行くことにした。
ピカソの絵は今までもいろいろ観てはいるが、「青の時代」「バラ色の時代」の油彩が多く観られるのは珍しいという。

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とはいえ、友人たちとは別行動だったので、大阪は東京よりも不慣れな私が一人で初めての場所に行くのは少々心細かった。
何より、開演時間に間に合わなかったら元も子もないのである。

そんなわけで、あんまり落ち着いては観られなかったが、天才ピカソはやはり天才だった?
「青の時代」「バラ色の時代」は20代前半なのだが、それより若い10代の少年時代の絵の上手さには、改めて脱帽する。

そして何より、ピカソの人間性、人や社会への鋭敏なまなざし、とくに弱者に対する暖かいまなざしがつよく感じられる。
それらがやがてゲルニカのような作品につながってゆくのではないだろうか。
by fu-minblog | 2016-06-05 16:10 | 美術工芸 | Comments(0)

青空と緑の樹々とカラヴァッジョ展

よくよく考えたら、昨日は展覧会場に居るよりも、戸外に居る時間が長かったくらい。
絶好の行楽日和のなか3時間も並ばされていたので、退屈しのぎに、時々列を離れて写真を撮ったりしていた。
青い空と、空に向かって伸びた樹々の緑を見ていると、つい時間を忘れてしまうのだった。

c0026824_1564654.jpg


昨日はまる一日若冲に費やす覚悟だったのが、金曜日で美術館は夜間も開館する日だった。
そこで、5時前だったのだが、同じ上野公園内の国立西洋美術館のカラヴァッジョ展へ、時間の許す限り観に行くことにした。
こちらは人も少なくゆっくり観られたのに、ざっと1時間くらい観ただけで歸ることに。

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早朝5時半に家を出て、夜10時ころ無事帰宅。
こうして、なが~い長い一日が終わったのだった。
つくづく思うに、遊びをせんとや生まれけむ?
by fu-minblog | 2016-05-14 15:58 | 美術工芸 | Comments(0)

若冲展 in 東京

昨日、東京日帰りで若冲展を観に行った。
おそらく、私の生涯もっとも苛酷な?展覧会鑑賞だった。

午前9時半に東京都美術館に到着した時、すでに最後尾がどこか分らぬほどの長蛇の列。
係員が待ち時間160分!、など叫んでいるなか、これは悪夢ではないかと思いつつも並び始めた。
結局、入場したのは午後1時、外で3時間、館内で30分待ちという苦行の果てだった。

c0026824_11595157.png


会場に入れてあなうれしと思いきや、そこはまた人、人、人・・・の山、なかなか傍に近寄れない。
まず観たいものから観る私の主義として、動植綵絵の展示室へ直行した。
一歩足を踏み入れた瞬間の印象は、華やかな色彩にも拘らず意外に落ち着いた雰囲気だった。
もちろんここも満員なのだが、どうにか最前列へもぐり込み、動植綵絵30幅と釈迦三尊像3幅をすぐ近くで観ることができた。

その後、樹花鳥獣図屏風や水墨画の数々、初期から晩年までの若冲の代表作を観て回った。
私も今まで何点かは別々の場所で観てはいるが、これほど一堂に会した展覧会は初めてである。
2000年京都国立博物館で開催された若冲展を見逃してしまったことが、何としても心残りだった。
そこで今回の展覧会にはぜひ行こうと決めていたのだが、人混みはおろか並ぶのが大嫌いな私としては、後にも先にも経験のない苦行を体験するハメに。

私にとっての若冲は、実は田中一村から入っている。
田中一村の画集か何かの中で、「田中一村は昭和の若冲」という文章で初めて若冲の名を知った。
それから、どんな絵を描く画家なのかと興味を持ったのが始まりだった。
あれから十数年、天才絵師としてますます若冲の人気は高まり、今回の展覧会のような事態と相成ったのだが・・・

ただ、上野公園の樹々たちが木陰を作ってくれたおかげで暑さも和らぎ、澄んだ風と空気の中での3時間は意外に気持ちよくさえあった。
そのうえ、自分があれほど長時間並べたことに、その根気と体力に驚きもした。
そして、若冲の代表作が多数観られたことに、その至福の時間に、今は感謝せずにはいられない。
by fu-minblog | 2016-05-14 11:40 | 美術工芸 | Comments(0)


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