台風13号のせいで今日の当地のお天気は、雨のち曇りのち晴れの、めまぐるしい空模様でした。
被害を受けられた方々には、心からお見舞い申し上げます。
また、これから台風の進路に当たる地方のみなさん、くれぐれもご用心ください。
先日、住宅顕信の番組「若さとはこんな淋しい春なのか」があり、テレビより本が好きなどとぬかしておきながら、しっかり観ました。
そして、思い出したように本を引っぱり出し、あらためて住宅顕信の残した俳句を読み、彼の死を前にした切実な想いと、そのわずか25年の短い生涯に思いを馳せています。
考えたら、私たち人間は全て死ぬ身でありながら、幸か不幸か、ただその時を知らないばかりに、のうのうと、まるで自分は死なないかのように生きているものだな、と感心します。
「気の抜けたサイダーが僕の人生」と詠んだ顕信の俳句と生き様を、せめて時には思い出したいな、と思う今日この頃です。