今年2007年、映画館で観た韓国映画はたったの1本「夏物語」だけという寂しさ。
「あなたを忘れない」も映画館で観たのですが、日韓合作映画です。
このブログを始めてから、いえそれ以前からでも異例の事態です。
モチロン、日本で上映されなかったというワケではなく、近場の映画館で上映しなかっただけのハナシですが・・・
それにしても、この激減さはナンなのか?
韓国映画の集客率がそんなに悪いのか、韓流ブームがすでに終わってしまった証なのか?
たしかに、映画はドラマより観るのに手間ヒマばかりかお金もかかるので、影響は出易いのでしょう。
おかげで、観たいなと思っても遠くまで見に行けば別ですが、映画館で観るのは諦めて、DVD発売を待つしかありません。
そのDVDで、今年はなぜかキム・ギドク作品を、新作旧作含めて6本も観ることができました。
そしてどの作品もみな、それぞれに確かなテーマを持ち独特の雰囲気を醸し出し、ギドクワールドを堪能させてくれます。
一人の監督作品をこんなにたくさん、しかも短い期間に観ることはあんまり経験がなく、言ってみれば今年の韓国映画は、私的にはキム・ギドクに尽きます。
それから、寺脇研氏が一位にご推薦の「ペパーミント・キャンディー」を遅まきながら観たのですが、スゴイ映画でした。
韓国現代史を知る上で必見、また韓国映画の素晴らしさを再認識しました。
DVDを持ってないので、テレビ放送待ち望んでいます。
映画好きとしては、韓国映画を映画館で観る機会が増えることを、心から願わずにはいられません。