よほど気に入ったのか、アレ以来ずっとピアフを聴き続けております。
おまけに、もっとほかの歌も聴きたくなって、ピアフのベストアルバム?まで購入。
持ち前の偏執狂ぶりを遺憾なく発揮?している次第。。。
このアルバムは、映画のOSTと1/3は重複するのですが、ピアフの代表曲20曲が収められています。モノラル録音が多く音はOSTの方が良いのですが、純粋にピアフの歌を聴きたい向きにはよろしいかと。
たぶん、発声を基礎から勉強したワケでもないでしょうに、あの声量と歌唱力、説得力はどっから来るンかいな、と思います。
そして、聴けば聴くほど惹きつけられる、その魅力とは・・・
私的には、歌手は声そのものに惹かれる傾向があるのですが、たぶん、ピアフの場合もあの声が好きなのかも・・・
ジャン・コクトーが書き残したように
「エディット・ピアフには天賦の才がある。真似はできない。彼女の以前にエディット・ピアフはなく、今後も決してないだろう」というのが正しいでしょう。
全身全霊で歌い上げるピアフの歌は、全20曲を集中して聴くと、たとえ歌詞が解らないにしても、けっこうシンドイ。
私の場合、たいていBGMなので、言ってみればイイカゲンな聴き方です。
ところが、例の「水に流して」が始まると、用事の手を休めてじっと聴き入る、とゆー。
あのイントロが始まると必ずゾクっとしてしまう、ほとんどビョーキです。
一枚のCDを飽きるまで聴いて、さてお次は???