トウトウとゆーか、ついにとゆーか、やっととゆーか、「朱蒙」が昨夜終わりました。
韓国では一足先に終っていたワケですが、あらためてスタッフ・キャストのみなさんお疲れさん!
そして、他国の建国の英雄のドラマを最後まで観続けた、私をはじめ日本の視聴者のみなさん、お疲れさん!
こんなに長~い、しかも時代劇を観たのは初めてです。
いつから見てないか、日本の某局の大河ドラマの倍くらい?
週2回という放送形態もありましたが、やはりドラマが面白かった、と言うべきでしょう。
最後まで緊張感のあるストーリー展開で、次回が心待ちでした。
最終回、高句麗を後にする召西奴一向とそれを見送る朱蒙、その胸中を察すると同時に、数々のドラマのシーンを思い起こさずにはいられません。
このドラマ、モチロン、朱蒙が主人公なのですが、同じ女性として召西奴の活躍も見逃せません。
ハン・ヘジンちゃんが演じて楚々とした風情でしたが、いわゆる女傑であったと思われます。
その器の大きさは、朱蒙に勝るとも劣らないもので、きっと夫人には納まりきらなかったのでは?
高句麗は朱蒙の死後も、どんどん領土を拡げ、現在の中国遼寧省・吉林省にまで及んだようですが、今もその地に朝鮮族の人々が多いのは、かの末裔なのでしょーか?
また同じ地に、日本が満州国を樹立して植民地としたのは、偶然とはいえ皮肉です。
人間がいつから国という概念を持ったかは分かりませんが、一つの民族を統一するため、民族の誇りと血を護るためには、やはり必要なのでしょーか?
しかし、そのために失われた命の多さ、流された血の多さはいかほどだったのでしょーか?
未だに繰り返される国と国の争いを思うと、、、、、ちょっとやりきれない思いがします。