恐い物見たさで、「ハンニバル ライジング」観てしまいました。
実は、ここだけのハナシ、ハンニバル・レクターの隠れファンです。
「羊たちの沈黙」「ハンニバル」「レッド・ドラゴン」そして「ハンニバル・ライジング」全部観ました。
自分でも悪趣味かな?と思うのですが・・・・・
ハンニバル・レクター博士、世界で最もインテリジェンスのあるシリアルキラー。
精神科医にして連続猟奇殺人犯、美術・音楽に精通し、美食家でダンディ。
そして、極めつけはカンバリズム。
その猟奇的人格はどのようにして生まれたのか、ハンニバルのルーツが、この映画で明らかになります。
「羊たちの沈黙」でサイコ・サスペンスというジャンルを確立したといわれるこのシリーズ。
なんといっても、ハンニバル・レクターという特異なキャラクターあってこそ。
今は亡き久世光彦氏曰く
「ハンニバル・レクターは、圧倒的な知性とダンディズムという抽象的な裏打ちがあってはじめて具体的な人間になり、その絶対的な悪は、彼の魅力を通して輝く抽象の世界のものになった。」
とはいえ、私的にはやはり、ハンニバルといえばアンソニー・ホプキンス。
あまりにも印象が強く、他の俳優ではピンとこないワケで・・・・・
今回のハンニバル役は、ギャスパー・ウリエルというフランス人で、どことなくキアヌ・リーブス似。
また、意外だったのは、少年から青年時代のハンニバルと共に過ごした叔母(コン・リー)は、ナント!日本人女性でした。
ハンニバル・レクターが日本とゆかりがあったなんて・・・・・
次作は日本が舞台になるかも。。。