ちょうど去年の今頃、この「ごめん、愛してる」にどっぷりハマってました。
現実味には乏しいんだけど、その切ないラブストーリーにいつしかハマり込んでゆくという・・・
ラブストーリーとはいえ、男女の恋愛だけではなく、血の繋がった姉への愛や自分を棄てた母への愛と憎しみなどが複雑に絡み合っていました。
その上、頭に受けた銃弾が時限爆弾のようにムヒョクの命を脅かし続けます。
ソ・ジソプ씨、イム・スジョン씨という他には考えられないような適役を得、うつくしい音楽が効果的に使われ、一種独特の世界を醸し出していましたね。
このドラマ、ある意味では韓国ドラマらしいし、又ある意味では韓国ドラマらしくないといえるかも。
養子という社会モンダイを扱いながらも、主人公のキャラは破滅的、なのに全体的にはファンタスチック。
ドラマに何を求めるかは人によって違うし、好みはそれぞれなのですが、私的にはホントっぽいウソよりウソっぽいウソのほうが好きなワケで、ウソを承知で観ている次第。
ま、いってみれば韓ドラの良さって、ウソっぽいウソかもですね~
理屈はともかく、心にくっきり残る印象的なドラマでした。