最近録画映画を観る動機が少々不純?です。
この「TUBE」もWOWOW放送を録画していて、「殺人の追憶」と同じくちとキム・ソックン씨を観てみたく視聴しました。キム・ソックン씨は最近ドラマでは「漢江ブルース」に続き、「シークレット・カップル」でもちょっとトボケタ役を好演されてます。映画で観るのは初めてで、しかもアクション映画ということでホームシアターしてみました。
いやぁぁぁ~~オドロキました。
キム・ソックン씨、めちゃめちゃカッコええやんかーーー!
ドラマとは大違い、男らしィ~!
地下鉄ジャックを扱った、かなりハードなアクション映画です。
乗客を人質に地下鉄をハイジャックしたテロリストと、それを阻止しようと生命を顧みず立ち向かう一匹狼のはぐれ刑事、その刑事に想いを寄せる女スリ。
事件発端から終結まで、まるでリアルタイムのような緊迫感で、血みどろの闘いが地下鉄を舞台に繰り広げられます。
刑事役はモチロンキム・ソックン씨、強いのなんのって、もーダイ・ハードかしらんと思いました。
テロリストにはパク・サンミン씨、元政府特殊部隊員だが裏切られ、復讐に燃えるテロリストを「愛の群像」からは考えられない寡黙な演技でハマリ役です。
女スリにはペ・ドゥナ씨、ただ一人刑事を助けようとして、果敢に犯人に立ち向かうけなげな女性。
こーゆー映画はハリウッドがお得意で、またスケールも大きいかもしれません。
でも、私はこの映画を観てふと「シュリ」を思い出しました。
「シュリ」にしろ「TUBE」にしろ、たとえ殺伐としたアクション映画でも、非常に女性の配し方がうまいのが韓国映画の特徴でもあり、そこが一番の魅力だと私は思っています。
ラスト10分は目が離せず、一瞬の煌きのよーな二人のピュアな想いに胸がつまります。
ただ、主人公はめったに死なないハリウッド映画と違い、ご用心ご用心!
TUBEとは、地下鉄を意味するようです。