最終日は一番高い11デッキで日の出を見たあと、グランドスパ(展望大浴場)へ朝風呂に。
昨夜は来なかったので、ゆっくり、のんびりジャグジーなどに入って、洋食ビュッフェで最後の朝食を。
朝食後、ざっと荷造りをしてビンゴ大会へ、初体験のわたくしが景品をもらうことに。
午後は、ナント!最終日に初めて行った場所でコンサートなんぞを楽しんだ。
3時を過ぎると瀬戸大橋が見え出し、帰ってきたことを実感。
こうして3泊4日の私の飛鳥Ⅱでの駿河クルーズは、名残惜しくも過ぎ去っていったのだった。
瀬戸大橋の下を飛鳥が通過した瞬間、ちょっとヒヤヒヤ
実は今から5年くらい前、本気で世界一周の船旅をしようと思ったことがあった。
ちょうど愛猫が死んだ年で、寂しさと引き換えに得た自由を有効に使おうと考えたのである。
その船の見学会が横浜であり、わざわざ出かけて行ったりもした。
期間は100日くらいであったのだが、タラップに片足くらいが架かったところで思い止まった。
その時、短いクルーズで一度体験してみたら、と息子に言われたのである。
それに従ったわけではないが、偶々去年と今年と2度の短いクルーズを体験することになった。
そして、やっぱり長いクルーズは無理だということだけは、はっきり解ったのだった。
考えたら、人生は終りのない、あるいは、行き先も分らない、たった一人の航海のような気がする。