団体行動は苦手、したがって団体旅行も苦手、おまけに豪華客船ならぬフェリーの2等船室で所要時間15~16時間(ちなみに飛行機だと2時間くらい)という4泊5日(実質2泊3日)の韓国旅行に参加した理由はただ一つ、引率者が他ならぬ박(パク)先生だったからです。
박先生とは、私が週に1度通う「トラベル韓国語」のせんせで、まだ1年足らずの付き合いながら、美人でオシャレ、なにより頭の良さと努力家なのにいつも感心させられる、とてもステキな女性です。日本に来られて5~6年にもかかわらず、実に日本語が上手だし、きれいなのです。
また今回はソウルではなく、行ったことのない釜山、慶州というのも興味あるところでした。
かくして総勢45名!のちょっと、いえだいぶヒネタ修学旅行生たちは、霧で霞んだ釜山港に寝不足のまま降り立ったのでした。
「フェリーから見た釜山」 「龍頭山(ヨンドゥサン)公園」
「太宋台(テジョンデ)遊園地」 玄界灘に突き出した岬にある公園。紺碧の海にそそり立つ断崖絶壁と緑濃き松林、それらを背に立つ白い灯台が絶景を造りだしている。
「昼食の石焼ビビンバとどんな食事にも付いてくるキムチ等など」
韓国に着いてさいしょの食事。キムチなどはおかわり自由。ついでに食後のコーヒー、アイスクリームも無料が多い。
「旅行の目玉交流会にて」
韓国の若者との交流会。会話はまだまだ無理だが、ゲームや歌では盛り上がる。
釜山は人口役380万人のソウルに次ぐ韓国第2の都市。韓国の南の玄関口で、距離的な近さが遥か昔から日本との交流を盛んにし、多くの歴史を残してきた。港町特有の開放的な雰囲気を持ち、歴史的な寺院や、海に面しているため数々の海水浴場にも恵まれている。その中の一つ海雲台(ヘウンデ)は夜10時頃にも拘らず、2km以上続く砂浜のビーチは、人で埋め尽くされていた。