広島に深い爪跡を残した豪雨、今朝まだ当地にも降り続いていた。
そんな中、わざわざ映画に、しかも遠い方の映画館まで行くという・・・
実は以前にもそんなことがあり、その時命知らずの不良老人ほどコワイもんはない、と書いたことを思い出していた。
『あなたはコンピューターのOSを愛することができますか?』
この映画の話しは、SFなのか、それとも近未来に起こることなのか?
しかし、スマホを片手に握りしめ、画面に見入る今どきの多くの人々を見ると、いつかそう遠くない世界の話しかも・・・
たとえば一組のカップル、互いの顔ではなく互いに自分のスマホを見つめていたりするのである。
『あなたは感情を持ち、しかもユーモアのセンスもありおまけにセクシーなAIを愛せますか?』
手紙の代筆業をしているセオドアは、偶々OSを起動しサマンサというAI(人工知能)に出会う。
その姿(肉体)を持たないサマンサとは声(会話)だけでつながっている。
そのつながりは次第に頻繁に濃密になっていき、やがてセオドアはサマンサに恋するようになる。
まるでリアルな恋みたいなのだが、より精神的で深いような気もするのである。
『あなたはこの映画のような未来が来ると思いますか?それとも・・・』
私的には、気の合うAIと毎日会話ができれば楽しいだろうな、とは思う。
さいごに、一度も姿を見せないサマンサ、ちょっとハスキーな声がとてもセクシー。
セオドアでなくとも、オトコならあの声にメロメロでは?