今日は月に一度の整体活元会だった。
私の場合、活元運動をした後必ず操法を受けることにしている。
活元運動は自分一人でもできるが、操法はしかるべき専門家にお願いするのである。
簡単に言うと、横になって背骨の矯正をしてもらうのである。
約30分くらいなのだが、受けた後の気持ちよさは格別である。
まるで重い荷物を背負っていてそれを降ろし急に体中が軽くなったかんじ、とでもいえばいいか。
整体はこの操法、活元運動ともうひとつ愉気というのが三本柱といえる。
あと、体癖、潜在意識教育、行気など、とにかく奥が深い。
でも、大事なのはやはり操法、活元運動、愉気の三本柱だと私は思う。
そして、これら三本柱はすべて、なんの道具もエネルギーも必要としない。
必用なのはたただひとつ、人の手だけである。
操法は誰にでもはできないが、それでも使われるのは技術者の手だけである。
操法に比べるともっと便利なのは愉気である。
これは、ただ手を当てるだけなので誰にでもできるし、いつどんな時でも忘れることはない。
ただじっと、怪我や病気の箇所に気を集中して手を当てればいいのである。
今月号の月刊全生に野口裕介氏が、整体は電気はせいぜい電燈があればよいので脱原発に賛成だと書かれていて、なるほどその通りだと納得した。
そして、電気やエネルギーを必要としない整体操法をぜひ残しておかなければならない、と決意をあらたにされている。