我家の冷蔵庫は14年以上使っていて、この年末にまる15年になる。
今から5年くらい前に故障して修理もしている。
それ以来、何度か買い替えを考え、冷蔵庫売場をうろついたことはある。
なぜなら、冷蔵庫だけは壊れてからでは遅いし、なぜか夏場に壊れることになっている。
買い替えるなら寒い時期がいいので、昨秋あたりからときどき売場をチェックしたりもした。
しかし、とうとう今もまだ買い替えられないのである。
それはなぜか?欲しい冷蔵庫がないから、今のよりステキな冷蔵庫がないからである。
そして、私はこの冷蔵庫をこよなく愛しているからである。
そこで、買い替えずにトコトン使ってみようと決心したのである。
たとえ真夏に壊れたとしても、べつに死ぬわけではない。
たぶん、電気代が今のの倍くらいはかかって、エコとは程遠いにちがいない。
しかも、メーカーも今では社名が変わってしまっている。
それでも、デザインの気に入らないモノを、毎日見たくはないのである。
ずっと、着るものばかりか家具や家電もすべてデザインで選んできた、それが私の拘りである。
以前から、機能に拘る理工系の相方が、資料をいっぱい集めて研究しいざ買いに行く。
けれど、ざっと見渡して私がデザインでコレ、と選んで決まる、というのが我家のならわしだった。
それにしても、なぜこんなに似たり寄ったりのデザインしかないのか、メーカーの奮起を促したい。
ジョブズのように、クソとかゴミとまではよう言いませんが・・・・・