「かいじんひゃくきゅうめんそう横尾忠則展」を見に岡山県立美術館へ行ってきた。
実は今日で2度目である。
前回は展覧会を見に、今日は横尾忠則ご本人の公開制作を見に。
テレビで見たことはあるが、絵が出来上がって行く過程を実際に見るのは初めて。
それだけでも興味シンシンなわけだが、実はほとんど気分はミーハーなんである。
韓国俳優のファンミに行くオバさんとほとんど一緒、わくわくドキドキしながら・・・
そのワリには出足が遅く、10時開始には間に合わず着いたのは11時だった。
それでもギリギリ駐車もでき、イス席にも坐れてラッキー。
絵の制作の方、すでに白いキャンバスには黒い下絵が描かれていた。
お昼の休憩&インタビューを挟み、午後の制作が始まる。
そして合計約4時間、岡山のY字路の絵が完成したのだった。
その間、ほとんど筆が止まることがない。
私はかなり古い横尾ファンではあるが、たんなるミーハーなので、絵について語る資格はない。
今回の展覧会も、私の理解をはるかに超えているのだった。
どちらか言えば、画家横尾よりデザイナー横尾の方が、私的には解りやすい。
でも、一番魅力的なのは横尾忠則本人かもしれない。
次々新しいことに挑戦する冒険心、ただひたすら自分の好きなものに拘り続けて遊び心を忘れない、永遠の少年みたいである。
絵は何も考えずに描くのがよい、だから時間をかけずにはやく描くのがよい、と。
明後日19日(日)にも公開制作があるので、興味のある方はぜひどーぞ。