今までにも何度かエミリィ・ディキンスンの詩を引用してきたが、私が子どもの頃最初に出逢ったこの詩が一番好きである。
そして、訳者の名前も誰だかわからぬまま、記憶の中で生き続けてきた。
その後、エミリィ・ディキンスンの詩集も何冊か手にしたが、訳者によって訳がビミョーに違う。
なのでこの詩もそうなのだが、私は頑固に記憶の中の訳詩で通している。
ディキンスンの詩にはほとんど表題がないのだが、その時には「夢」という題がつけられていた。
シャガールの絵とともにこの詩が掲載された雑誌の一ページを、今でもはっきり憶えている。
今年はなぜか、探してもクローバーが見当たらない。
そこで仕方なく、一昨年撮った写真を使いました。
どうしても今一度、この詩を記憶の引き出しから出して、届けたかったから。。。