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ひとりあそび


私がこの世に生きた証し
by fu-minblog
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「わたしを離さないで」

「わたしを離さないで」_c0026824_1041487.jpg

カズオ・イシグロの小説「わたしを離さないで」映画化された。
原作を読んだ時も感じた、しずかな衝撃、心底から凍りつくような戦慄が甦る。
その残酷さは、ひょっとしたら、アウシュヴィッツ以上かもしれない。

なぜなら、アウシュヴィッツは、閉じられた空間の中の恐怖であり、逃げ出せる外部があった。
しかし、ある目的のためだけにこの世に生まれ、その目的が終わると同時に死ぬことを運命づけられた者には、逃れる場所は死、しかないのである。

ヘールシャムという施設で育ったキャシーとルースとトミー。
キャシーはいじめられっ子のトミーに好意をいだき、なにかと世話をやくうち二人はカップルになる。
しかし、嫉妬にかられたルースが二人の仲を裂き、トミーを横取りする。

・・・といった、10代の若者によくある三角関係が描かれるのだが、どことなくフツーではない。
その違和感は、原作の方がより濃厚なのだが、映画は映画でよりリアルである。
とにかく、このSFの世界が現実にならないことをただ祈るばかり、というのが正直な感想である。

今、日本では脳死による臓器移植がすすめられている。
それに反対はしないが、、私に限って言えば、私は臓器の提供は受けないしまた提供するつもりもないのである。
なぜなら、私が信奉する整体では、「人間はパーツの集まりではなく、一粒の細胞が分裂してできあがったもの」として捉えられているからである。

「わたしを離さないで」というタイトルは、トミーがキャシーに贈ったテープの曲の題名なのだが、その歌が私の抱いていたイメージとぜんぜん違って、ちょっと意外だった。
by fu-minblog | 2011-04-03 11:56 | 映画 | Comments(2)
Commented by Jelly Bean at 2011-04-25 00:35 x
なんとなく納得できなかった臓器移植。「人間はパーツの集まりではなく、一粒の細胞が分裂してできたもの。」ありがとうございました。すんなりと納得できました。
Commented by fu-minblog at 2011-04-25 09:54
>Jelly Bean さん
いろいろな考え方があるとは思いますが・・・・・
私はなぜか、この野口整体の考え方が腑に落ちました。
今の医学を全て否定はしませんが、まさしく、私の「健康生活の原理」になっています。
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