私がこの本のことを偶然新聞広告で見たとき、アレっ!と思った。
次にアマゾンからのメールを見て、ヤッパリ!と納得した。
この本を本屋で最初に見たとき、ガマンっ!と通り過ぎた。
しかし、2度目に平積されてる前を通ったときは、、、、、いつのまにか手に取っていたのだった。
連休の後半に読み、ちょっとレビューを迷っていた次第・・・・・
実は図書館からも何冊か別の本も借りていたのだが、結局読まずに返却した。
読みたいときに読みたい本が読めず、そーでもない本は読まないうちに期限がきてしまい、どーも図書館を利用するのがヘタなようである。
もともと貸し借り、特に物を借りるのが嫌いなのかもしれない。
借りると返さなければならず、また期限に縛られるタチなのである。
借りるより貸す方がまだマシなのだが、タマに借りても返さない無礼者がいて、秘かに頭の中で削除ボタンを押し、ジ・エンドにする。
さて、「人生に生きる価値はない」の次が「人生、しょせん気晴らし」ときたもんだ。
どーでもいいけど、中島せんせ、ちょっと本出しすぎでは?
この「人生、しょせん気晴らし」は、今まで本に入らなかったアチコチの文章が、古いものは2002年初出のものまで収められている。
なので、内容的には、よく言えば広範囲、悪く言えばまとまりがない。
私みたいな出版された本のほとんどを持ってるビョーニンにとっては、目新しいことはそーはない。
ただ全くないワケではなく、ナント!中島せんせの人生相談があって、も~ビックリこきました。
ま、中島せんせに相談する人も人だけど、「他人の人生には心底無関心」なお方が人生相談はないでしょう。
人生相談をする気はさらさらない私だが、間違っても中島せんせにだけはしないほうがよいと思う。
トカナントカ、やっぱり新刊が出るとつい買ってしまい、どんどん増えてゆく中島義道本、いったいいつまで続くのだろう???