今日はイヨイヨ、思い出があまりに多く冷静でいられるかちょっと心配な、高雄である。
台湾高鉄(新幹線)に初めて乗るのだが、ナント日本ではけっして乗らないグリーン車であった。
座席まで送られた私は、小学生の息子を同じようにして京都へ一人で行かせたことを思い出す。
ただ、高鉄の駅は日本とは違いまるで飛行場みたいで、発車間近になるとやっとゲートが開きホームに下りることができる。
かくして、高雄まで1時間40分の実に快適な、つかの間の一人旅を味わったのである。
終点で降りるのだが、駅名は左営(ツオイン)という。
ここから高雄市内に行く地下鉄もあるが、モチロンお出迎えが待っていた。
以前よくお世話になった陳女史と日本文学科出身で私とのメールの連絡係・謝小姐の二人である。
なにしろ左営駅は初めてであるし、何も分からぬままアレヨアレヨという間に会社に到着した。
そこで待っていたのは、かって何度も会ったことのある懐かしい人たちの顔・顔・顔であった。
午後、高雄在住の折何度か行った蓮花潭から高雄美術館へ、今回初めての高雄湾を見下ろす小高い丘の上にある旧イギリス領事館へ行った。(美味しいコーヒーが飲める)
今日も絶好のお天気で、高雄はナント!気温25度であった。
夜、小姐の発案らしく地下鉄でデパートめぐりをしたのだが、美麗島駅広場の天井のイタリア製ステンドグラス?が、高雄市民ご自慢の新しい観光名所となっているようだ。
なんだかオシャレすぎて高雄じゃないみたい、なんて言ったら叱られるかな?